おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(3月10日)は、第73期 アドラー・カウンセラー養成講座 の6日目を行っていました。
前日に続いて清水亜子さん(フェイスブックでは 鶴見亜子さん)のライフスタイル分析、続いて「再教育期」のカウンセリングのデモンストレーションなどを行っていました。
下の写真は、グループ内で分析した清水さんのライフスタルの板書のシーンです。
清水さんのきょうだい間の競合関係が大きな学びの材料になりました。
(小牧緑さん 撮影)
ついでに妹さんのライフスタイルも分析したのです。
グループに別れてのカウンセリング演習もしっかりと行いました。
ところで、3月10日は、私だけでなく日本人にとって忘れられない、そして、忘れてはならない日でもあります。
私個人にとっては、昨日は、私の尊敬していた次兄の3回忌。
家族を代表してカミさんが宇都宮に行ってきました。
親戚のいろいろな人と話ができたことを伝えてくれましたが、その中で1936年(昭和11年)生まれの従兄が1945年3月10日の 東京大空襲 の話をしてくれたことを印象的に語りました。
民間人死者数が10万人以上、罹災者は100万人を超えたとされ、当時東京の浅草に住んでいた私の両親と兄、親族は浅草から上野に向かってひたすら逃げたとのことでした。
このことがきっかけで私の家族は、栃木県の鹿沼市に疎開することになったのです。
◆東京大空襲 に関連する話は、2009年1月27日付けブログ 横網町公園~震災と戦災のメモリアルパーク~ に書いてありますので、ご覧ください。
アドラー・カウンセラー養成講座 を終えてからは、ある方の教育分析を行い、その後、東中野のレストランでカミさん、タクロウと会食をしました。
引っ越しが中途のタクロウは、まだ寝るときは我が家にいます。
カミさんの法事話を2人で聴き、おいしい食事に舌鼓を打ちました。
タクロウは、サラダなどを親のために取り分ける気遣いを示しました。
「タクロウとはこういう機会も少なくなるんだな」と、ちょっとセンチな気分になりました。
そして、今日(3月11日)は、東日本大震災から8年の日。
私たちは、忘れられないこと、忘れてはならないことを大切にしなければならない、と改めて思った朝です。
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<お目休めコーナー>3月の花(11)