アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(5月22日)、関学大との定期戦で悪質な反則タックルを仕掛けた日大の当該の宮川泰介選手による都内の日本記者クラブでの、悪質タックルについて内田正人監督とコーチから指示があったことを明らかにした記者会見を観ながらうちのカミさんは、涙が出たそうです。

「もし、自分が宮川君のお母さんだったら」がベースになっていました。

高校時代のタクロウのアメフトの試合をしょっちゅう応援していた自分自身と二重映しになっていたのでしょう。

私は、会社でインター―ネットから流れる音声を聴きながら2つの点で腹を立てていました。

怒りの矛先は、日大のアメフト部の監督・コーチ陣に対する怒りに加えて、あの内田正人氏を経営陣の№2のポジションの常務理事に据え続けている日本大学そのものに対してでした。

前者のことに関しては、「恐怖」の内田支配に異を唱えることのできなかったコーチ陣にあきれ返る気持ちがありましたし、後者については、その後明らかになった

デイリースポーツ/神戸新聞社 2018/05/22 20:36
「QBをつぶせ」は「思い切って当たれ。試合前によく使う言葉」日大広報部がコメント

を読んで、怒りが倍増しました。

こんなコメントを無神経に流したのです。

会見全体において、監督が違反プレーを指示したという発言はありませんでしたが、コーチから「1プレー目で(相手の)QBをつぶせ」という言葉があったということは事実です。ただ、これは本学フットボール部においてゲーム前によく使う言葉で、「最初のプレーから思い切って当たれ」という意味です。誤解を招いたとすれば、言葉足らずであったと心苦しく思います。

また、宮川選手が会見で話されたとおり、本人と監督は話す機会がほとんどない状況でありました。宮川選手と監督・コーチとのコミュニケーションが不足してたことにつきましては、反省いたしております。(日本大学広報部)

皆さんは、この日本大学広報部のコメントをどう捉えますか?

「監督が違反プレーを指示したという発言はありませんでした」に加えて「宮川選手と監督・コーチとのコミュニケーションが不足してた」ですって?!

「誤解」とか「言葉足らず」とは、よく言えたものです。

広報部のコメントは、内田正人常務理事の意向を代弁したものとしか思えません。

アメフト部のコーチ陣も内田監督の恐怖支配にフィードバックができなかったし、日本大学そのものが内田常務理事の専制支配に物言えなくなっているとは、機能不全そのものです。

危機管理からますます遠ざかるばかりです。

日本大学の来年の志願者数は、これでガクッと減るのは間違いなさそうです。

このことについて危機管理学部を持つ日本大学がどう対応するのか、今後が楽しみです。

<お目休めコーナー>5月の花(24

クリックをよろしくお願いします。
         ↓
人気ブログランキングへ 



コメント ( 0 ) | Trackback ( )