アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私の関わりの深い本とイベントの紹介です。

1.本の紹介

お勧めの本は『見るマインドフルネス ー 人生を変える26のエクササイズ』(David Schiller著・写真など、内田 若希訳、ミライカナイ、1,300円+税)です。

見るマインドフルネス
人生を変える26のエクササイズ
David Schiller著・写真など,
内田 若希訳
ミライカナイ

内田若希さん (九州大学大学院人間環境学研究院講師、心理学博士)は、栃木県出身のご出身で、早稲田大学でスポーツ科学を学び、その後九州大学で博士(心理学)になった方で、2015年秋開催の アドラー心理学ベーシック・コース にご参加されて以来、 アドラー・カウンセラー養成講座 やその後の講座に福岡からヒューマン・ギルドに盛んに通ってきておられます。

内田さんのヒューマン・ギルドとの関わりなどは、次のブログをご覧いただくと、私が応援したい気持ちを理解できるかと存じます。

◆2017年11月18日付けブログ パラアスリートのライフストーリーに感激:『自己の可能性を拓く心理学』

自己の可能性を拓く心理学:
パラアスリートのライフストーリー
内田 若希
金子書房

◆2018年2月13日付けブログ 内田若希さんのアドラー心理学ゼミナール:自己の可能性を拓く心理学

 ◆2018年5月12日付けブログ 『見るマインドフルネス』に魅せられた人たち

私は、内田さんからご依頼を受けてこの本の一種の推薦文を書きました。
私の応援の想いが込められています。


『見るマインドフルネス』日本語版に寄せて

アドラー心理学を1/3世紀に渡ってお伝えしているヒューマン・ギルドの代表者の岩井俊憲です。訳者の内田若希さんとのご縁で『見るマインドフルネス』の3つの特徴と訳者の内田さんのことについてお伝えします。

*『見るマインドフルネス』の3つの特徴

『見るマインドフルネス』を読みながら、私がいつしか呼吸が穏やかになり、五感が研ぎ澄まされていることを感じていました。
まさに「今、ここ」の主人公のマインドフルネスの状態になっていたのです。

コンパクトな言葉にまとめられた26のエクササイズ、作家・芸術家・俳優・宗教家などの著名人の言葉、エクササイズにマッチした写真が、まずは視覚を通じてこころに染み込み、そこから呼吸と共に五感が喜んでいる感じを覚えました。

この本は第1に、感覚を豊かにしてくれる本です。

私の体内の細胞の一つひとつから体全体、そして巨大な風船にように関わりのある人たちから町も村も包み込み、どんどん広がりながら宇宙全体に感覚が広がっていくようでした。

写真の葉、実、花、木だけでなく貝や石も風景も、みんな私と1つに溶け合っていくのです。

この本は第2に、自然界に存在するみんなが仲間であることを気づかせてくれる本です。

私は読み急ぐことを断念しました。
もったいなかったのです。
座禅の間に挟まれるゆったりした呼吸と動作による歩行の「経行(きんひん)」と同じように、感覚を研ぎ澄ましながら読んでいる自分を発見しました。

この本は第3に、立ち止まることの大切さを教えてくれる本です。
  
以上の3つの特徴に加えて本全体を通じて驚いたことがありました。
この本が翻訳書であることを忘れてしまっていた私がいたのです。


翻訳書には文章に少々違和感を覚えるのが常なのに、まるで著者のデヴィッド・シラーが磨き抜かれた日本語で書いたかのよう錯覚してしまうのでした。
別の表現を用いると、訳者であるはずの内田若希さんがご自分で書いた本のように感性豊かに表現してくれたのです。

*訳者の内田若希さんについて

訳者の内田若希さんを私の立場からご紹介します。

内田さんは「九州大学大学院人間環境研究院・講師。心理学博士」という学者で、運動・スポーツ心理学、自己心理学、アダプテッド・スポーツ科学がご専門。
『自己の可能性を拓く心理学 ― パラアスリートのライフストーリー』(金子書房、2017)などの著者としても知られ、長らくパラアスリートの支援に関わってこられています。

私とのご縁は拙著『勇気づけの心理学 増補・改訂版』を読んだことがきっかけで福岡から東京の神楽坂にある私のオフィスに何十度も足を運んでアドラー心理学を学んでいらっしゃいます。
その中で確実に内田さんのご専門分野にアドラー心理学の思想(共同体感覚)と理論がバックボーンとして根づいています。

このように紹介すると、内田さんがアカデミックの世界を生きる理性の人のような印象を受けるでしょうが、実はそれだけではありません。

内田さんが自然に恵まれた栃木県の北部に生まれ育ち、子どもの頃から他者との関わりの中で培ってきた深い共感力とその共感力に基づく行動を知る私には、パラアスリートの支援体験と相まって、内田さんが限りなく感性の豊かな人であることを知っています。
だからこそ、著者と一体化しながらこの本を翻訳したことがご理解いただけるのではないでしょうか。

この『見るマインドフルネス』が私を魅了したように、多くの人に届き、感性をより豊かにし、「今、ここ」の主人公として生きる寄る辺の本になれば幸いです。

2018年4月 岩井俊憲(ヒューマン・ギルド 代表)

◆ 一般書店販売に先駆けて6月7~8日頃ヒューマン・ギルドに大量入荷します。
ご注文ください(すでに10冊単位でご注文の方もいらっしゃいます)。


2.イベントの紹介

私たちは『見るマインドフルネス ー 人生を変える26のエクササイズ』の出版を祝い、ベストセラーになることを願って、6月9日(土)に下記のとおり出版記念イベントを開催することにしました。

主催:『見るマインドフルネス』イベント実行委員会
(実行委員=安西光さん、三浦やす子さん、丸山郁美さん、伊藤妙子さん+岩井俊憲)

後援:株式会社 ミライカナイ/有限会社 ヒューマン・ギルド

第1部 出版記念講演会(6月9日)
14:30~ 受付開始 (会場:神楽坂ヒューマン・ギルド 研修室)
15:00~16:00 この本に込めた訳者の思い 内田若希 (九州大学大学院人間環境学研究院講師、心理学博士)
16:00~16:30 出版社の思い 津川晋一(株式会社 ミライカナイ 代表取締役)
        実行委員長挨拶 岩井俊憲(有限会社 ヒューマン・ギルド 代表取締役)
16:30~17:00 花束贈呈・祝電披露・記念撮影・サイン会

会費:3,000円(『見るマインドフルネス』付き)

第2部 出版記念パーティー
17:30~ HANUMAN'S NINE9(神楽坂駅矢来口から徒歩3分、ヒューマン・ギルドから1分)
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13164040/

会費:〇講演会&パーティー両方参加(7,500円)
   〇パーティーのみ参加(5,000円)
   〇講演会のみ参加(3,000円)
 (注)それぞれの会費は、会場で申し受けます。

申し込み:
(1)フェイスブックのイベントページから https://www.facebook.com/events/385491011949711/ 
(2)安西さんのブログから
https://anzaihikaru.com/?p=1851

当日は、普段なかなかお目にかかれない人たちが参加されます。

◎お願い:内田さんを応援したい気持ちになられた方は、何とぞ拡散とご参加をお願いします。

<お目休めコーナー>5月の花(21

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