アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

一昨日(5月20日、日曜日)は、12:15~16:30に早稲田大学第3号館401教室で開かれた日本教育カウンセリング学会第12回公開講演&シンポジウムに参加してきました。

会場には、株式会社 図書文化社の営業部主任の 鈴木昇平さん が書籍販売コーナーにいらっしゃいました。

これが鈴木さんの本職なのです。

鈴木さんは7月22日(日)11:00~13:00に アドラー心理学ゼミナール にご登壇です。

会場には、知った人がたくさん。


鈴木昇平さん から借用)

左から杉村秀充さん(日本教育カウンセリング学会地方理事)、私、会沢信彦さん(文教大学教授)、鈴木さん。

その他に10人近くの方に挨拶されました。

本来は、國分康孝先生の記念講演が予定されていましたが、4月19日に逝去されたので、代わりに生前の録音テープ(4月13日収録、35分間)が流されました。

そのテープには、会沢先生の伝える「共同体感覚」が語られていました。

シンポジウムでは、私の『勇気づけの心理学 増補・改訂版』(金子書房)の勇気づけの定義を使った演者もいました。

本来ならば、詳しい内容を書きたいところですが、思い切って省いて、このイベントを中心に強く意識した師弟関係について書くことにします。

1.弟子を育てた國分先生

2.竹中平蔵教授の授業スタイル

3.師としてのペルグリーノ博士のこと

 

1.弟子を育てた國分先生

病床の國分先生は、お見舞いに来た3人にそれぞれ将来に託す思いを話していらっしゃいました。

また、日本教育カウンセラー協会や日本教育カウンセリング学会を通じてたくさんの教え子を作り出しました。

2.竹中平蔵教授の授業スタイル

5月20日(日)の日本経済新聞に慶應義塾大学准教授の中室牧子さん(教育経済学)が慶應の湘南藤澤キャンパスで当時の竹中平蔵教授の経済学の授業スタイルに鳥肌が立つような面白さを感じた話が出ていました。

当日の新聞記事の中で何がもっとも面白かったかを学生に尋ね、即興で経済学の理論を使って説明し、半年が過ぎた頃には、経済学の全体像をカバーしていたことについて「あまりに見事な説明に、講義の最後に学生たちから拍手が起きた」と書かれていました。

中室牧子さんは、こんなことも語っています。

「『教育とは巨人の肩に乗ること』という言葉があります。まさに肩の上に乗って、自分だけでは見られない遠くを見渡せた」

3.師としてのペルグリーノ博士のこと

私にとっての「巨人の肩」は、ペルグリーノ博士からの学びです。

大学→大学院→教育者ではなく、教育者でありながら大学院で学び、心理学者になったのがペルグリーノ博士です。

私は、ペルグリーノ博士から学術面だけでなく人間性に関しても影響を受けています。
師弟関係とは、全人格面の触れ合いに他なりません。

◆ペルグリーノ博士による 教育に生かすアドラー心理学 開催のお知らせ
  
ジョセフ・ペルグリーノ博士(モントリオール個人心理学研究所理事長、ヒューマン・ギルド最高顧問)を今年もお迎えしてワークショップを開催します(日能研後援)。

校長として、教育委員会のコンサルタントとしてケベック州の教育改革に尽力したペルグリーノ博士ならではのアドラー心理学に基づく教育の理念と実践法を学べるワークショップです。

日時:7月28(土)、29日(日)10:00~17:00

*詳しい内容は こちら から

<お目休めコーナー>5月の花(22

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