おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
昨日(4月3日)は社員の5人が久しぶりに顔を合わせた日となりました。
私を除く4人は朝早く来てアドラーの『人生の意味の心理学 上』(アルテ)の自主勉強会をしていました。
私が日頃「アドラー心理学を伝える立場の人は、アドラー自身の本を読みこなしていなければならない」と言っていることが浸透しています。
ヒューマン・ギルドの Website も3月上旬に大きく更新し、会社案内もリニューアル中です。
ヒューマン・ギルドは、年々、月々、日々リニューアルに取り組みます。
そんな中、変革と停滞の両極端の話を書きます。
先週のNHKーEテレで野球の伝説の投手、沢村栄治氏を語る番組に出演していた桑田真澄さんは
「僕はPL学園の中等部・高等部で野球をやりながら早稲田大学を目指していたので、授業中に一度も居眠りをしたことがありません」
と語っていたことが忘れられません。
桑田さんと同じPL学園に席を置いていたKさんから桑田さんの高校生時代の話を聞いたことがありますが、桑田さんは一般入試でも早稲田大学に合格できるくらいの学力があった、とのことでした。
私は彼の勇気づけに満ちた解説が好きです。
今度は、停滞気味の話。
3月のニュースですが、日本の高校生「一夜漬け」「授業中居眠り」最多 の記事が読売新聞 3/13(月) 18:39で配信されていました。
主要部分を転載します。
日本の高校生の勉強は「一夜漬け」型で、授業中の居眠りも多い――。
国立青少年教育振興機構(東京)が13日発表した国際調査から、授業に受け身な日本の高校生の実態が浮き彫りになった。
調査は昨年9~11月、同機構などが日本、米国、中国、韓国の4か国の高校生計7854人に勉強のしかたなどを尋ねた。その結果、「試験前にまとめて勉強する」は日本が69・3%で、4か国の中で最高だった。他方で、日本は「できるだけ自分で考えようとする」が33・3%、「勉強したものを実際に応用してみる」が10・2%で、ともに最低だった。
平日に学校での授業と宿題以外は勉強しない日本の高校生は、前回調査の2009年の34・6%から、24・2%に減ったが、4か国中で最高だった。
「授業中、居眠りをする」は15.0%、4か国中ダントツの一位でした。
「生徒にとって授業が受け身で、つまらないからではないか」という指摘もうなずけます。
◆ヒューマン・ギルドでは「受け身で、つまらない授業」を受け、大学・専門学校に入ってから退学に追い込まれないように予防する研修を各地に行っています。
こちらの 教育機関向け研修 をご覧ください。
<お目休めコーナー>4月の花(4)
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