おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(7月1日)の10:00~17:00にヒューマン・ギルドで盛 鶴延先生ご指導の「秘伝気功師養成講座」の4日目が行われました。
1人ひとりこの講座に出てからの修練状況や疑問点を披瀝したのですが、皆さんとても熱心で刺激になりました。
その分盛先生のご指導ぶりにも熱が入りました。

さて、久しぶりに本の紹介です。
小説『家族の分け前』(森 浩美、双葉文庫)。
今まで森 浩美の本は、私のブログで3回紹介しています。
こらえきれずに涙を流してしまうのが森 浩美の短編小説です。
●2009年1月19日付けブログ 「『家族の言い訳』を読む」
●2011年1月21日付けブログ 本の紹介:小説『小さな理由』(森 浩美
●2011年11月6日付けブログ 本の紹介:『ほのかなひかり』(森浩美著)
今回の『家族の分け前』は、初めて涙を流すことなく読み終えました。
その代わり前編ほのぼのとした夫婦、親子などの関係をさわやかに味わえました。
森 浩美は、今世間を騒がせている「育児放棄」「うつ病」「就業難」などを素材にハラハラドキドキさせ、最後には「家族/人間ってあたたかいな」と思わせてくれます。
私は、8つの短編のうち、うつ病で休職中の父親とのやりとりを小学5年生が語る「それでも鳥は空を飛ぶ」に一番魅了されました。
ほのぼのとした家族の絆を小説で味わい方は、『家族の分け前』のお裾分けをどうぞ。
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