ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
5月30日(日)のアドラー心理学ゼミナールは、山田亜友子さん(会員)を講師としてお招きし、
光と影 ~ 死を超えて
のタイトルで2時間タップリお話しいただきました。
参加者は13名。

山田さんは、両家の初孫として誕生し、下に弟(4歳下)、妹(9歳下)が生まれて「おねえちゃん」という自我状態で育った生育歴をたんたんと語り、お母様の末期がんによる入院・手術・退院・再入院・死去(山田さんの19歳の時)、続いての「母代わり」「妻代わり」の日々を抑えた調子でお話しされました。
その後、アドラー心理学との出合い、結婚を契機に「自分のために生きること」へと価値観が変わり、山田さんは、「求められなければ動かなかった」ご自身が「楽しいことをしていいんだ」と考えられるように転換していきました。
山田さんの現在は、力んで「やるぞ!」という感じではなく、ご自身の置かれた状況で最大限の持ち味を発揮しておられるようで、その持ち味を一言で表現すると、
エレガント
2時間があっという間でした。
私自身は、山田さんが今後、カウンセリングの世界で貢献される予感がしました。
山田さんにとって体験された「光と影」がそのまま彼女のエレガントさの輝きを増すような印象を受けたのです。
山田さん、本当にありがとうございました。
◎6月度のアドラー心理学ゼミナールは、三上吉洋さんによる「アドラー心理学を生かしたGWT(グループワーク・トレーニング)体験」です。
日 時:6月20日(日)11:00-13:00
受講料:2,100円
<お目休めコーナー> 江戸川橋にて
