ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
私は、家と駅の往復時にカセット・テープを聴いています。
昨年までは、PHSに取り込んだマイクロSDで音楽や英語を聴いていたのですが、今年からは、もっぱらカセット・テープです。
今はまっているのが、中村天風師のテープ。
私は、20年ほど前に護国寺の天風会館に通い、会員にもなり、財団法人 天風会 の心身統一法の講座を受けていたのであります。
中村天風師の本は、ほとんど買って読んでいるし、加えて、上の写真のようにテープも手に入れていたのであります。
最近、あらためて聴き始め、ここ2-3日は、「積極性と人生」を繰り返しています。
90歳近くの天風師の声は低音で、独特の響きがあり、話の内容だけでなく心に迫るものがあります。
往復でわずか20分強の道のりでしかありませんが、勇気をいただけるひと時です。
とりわけ今朝は、『成功の実現』(日本経営合理化協会)にも収録され、『心の雨の日の過ごし方』にも引用した次の言葉に接して、目頭が熱くなりました。
考えてください。天には我々が使うような言葉がありませんから、事実をもってあなた方の自覚を求めるのであります。
万物の霊長たる人間に生んでやったのに、万物の霊長たる人間としての生き方をしていない。
さりとて、せっかく生みつけたものを、資格がないからといって、その資格を取り上げることはかわいそうだ。
それで、お前の生き方には間違いがあるから、その間違いを自覚しなさい、といって病をくだされたんだ、こういう考え方がいちばん確かだと私は思う。
不運がまたそうなの。
<お目休めコーナー> はなみずき