おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
7月2日、私は、気迫を込めて公開講座の講師を務めました(写真)。
アンケートの結果も上々でした。満足感で一杯になりました。
その後すぐ、「今日はセミナー終了後お話しがあるのです」とおっしゃっていた講座担当者から思いもよらない通告を受けました。
「10月にお願いしている公開セミナーはキャンセルさせていただきます」
もうすでに「講師依頼状」もいただいているのに、です。
話を聞くと、情報提供型の研修には人が集まるのだけれど、参加型・双方向型の研修には人が集まりにくくなっていて、多くの講座を中止するらしい。
私はこういう時、「損害をどうしてくれるんですか」とは言いません(よほど期日が迫っているなら別ですが)。あっさり、「来年度ご縁ができたらよろしくお願いします」と言いました。
これでいいいのです、これで。
私は、ほかにいいことがきっとあると信じました。
そうしたら、別の組織(2つ)から7月9日、10日といい話の打診がありました。損害を何倍も補って余りある話です。
「捨てる神あれば拾う神あり」ですね。
自分の立場を貫いてキャンセル料をもらうよりは、プライドを持って別のチャンスに賭ける講師でありたいと念願する私であります。
「勇気の伝道」のためには、今までお世話になってきただけでもありがたい、と捉えたい。
<お目休めコーナー> 我が家に咲いた季節外れの木蓮(今年2度目です。7月7日撮影)