おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
人間だけでなくモノや植物や動物を含めた勇気づけに関連する話としての「大切にするこころ」の3回目は、鉄鋼王と言われたアンドルー・カーネギーにまつわる、名前を大事にする話です(出典はデール・カーネギーの『人を動かす』第2章「人に好かれる6原則」)。
アンドルー・カーネギーがスコットランドにいた子ども時代の話。
彼が捕まえたウサギは、腹に子を持っていて、間もなくたくさんの子ウサギが小屋に一杯になりました。餌は足りません。
そこで彼は考えて、近所の子どもたちにウサギの餌になる草をたくさん取ってきたら、その子の名前を子ウサギにつけるようにしたのです。
この計画はみごとに当たったようです。
本には書かれていないのですが、「ジョン」「ピーター」というように、まるで自分をいつくしむようにこウサギを育てたのではないでしょうか。
カーネギーは、友だちや取引関係者の名を尊重したのが成功の1つとされています。
また彼は、自分の下で働いている多数の労働者の名前を覚えていることを誇りにしていました。
自分の名前を覚えていて、しっかり呼んでくれる人に出会うと、なんだか自分自身が大切にされているような気持ちになるものです。
◎ペースダウンのご連絡
今まで状況が許す限り毎日、日記を更新してきましたが、7月12日までに出さなければならない原稿があるなど、他のことに時間が必要になってきました。
そこで、ブログは、毎日更新するようなペースを抑え、週に2-3回のペースに落します。お許しください。
日頃のご愛顧に感謝申し上げます。
<お目休めコーナー> 潮騒荘の陶板画③「サンベルナール山のナポレオン」(ラングロア)