アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

研修の講師をしているとき、ふと「自分はいったい何歳なんだろう」と思う瞬間があります。

私は、戸籍上の年齢では、確かに60歳になっています。ところが、気力・体力・知力の面では、とても60歳の実感がなく、まるで40歳代後半くらいな気がするのです。

身体面ではいくつかの持病があります。記憶力(特に新たに記憶する力)は、若い頃より衰えています。
しかし、研修やカウンセリングをしていてご迷惑をおかけすることがありません。
むしろ、若い頃よりも実力が備わっているような感じがします(他者評価はともかく)。論理的な思考力は、だんだん成長しているようなイメージがあります。
さらには、感性(特に大切なことを読み取る力)がますます冴えてきているように感じます。
体型では、30歳の時のスリーサイズと比べて、プラマイ3センチの範囲に収まっています(こんなこと自慢しなくてもいいか?)。


さて、ここからが私の持論です。

私は、以前から「7掛けの人生の勧め」を説いていました。

その要旨は、私たちの人生は、親をモデルにした人生設計をしていて、親と自分の年齢を重ね合わせて、自分が親の年齢に達したとき、自分の限界を感じがちですが、実際年齢(戸籍上の年齢)と実力年齢は違う、実際年齢×0.7=実力年齢、というものです。

ただ、60歳になって、「7掛けはやや無理がある。8掛けくらいがちょうどよい」と思います。

このことは、Googleで福田康夫総理と、その父君の福田赳夫氏の画像を比較してみると、分かりやすいです。

2人は、同じ71歳で総理大臣になりました。

総理大臣就任当時の写真を比較してみると、福田赳夫氏はおじいさんです。それに比べて、福田康夫総理はかなり若々しい。歩き方も颯爽としているし、弁舌もさわやかです。60歳くらいに見えないこともありません(やや持ち上げすぎか?)。

今まで書いてきたことは、私や福田総理に限ったことではありません。

40歳を過ぎた人の多くに共通して言えることです。そうです。あなたにも該当することなのです。

今や自分の実際年齢(戸籍上の年齢)に8掛けしたくらいが実力年齢
40歳が32歳、50歳が40歳、60歳で48歳、70歳でも56歳(後期高齢者に入る75歳が実は60歳)。

経験では、実際年齢相応の経験があり、それでいながら可能性の点では、8掛け程度の実力年齢がある。

そう考えると、自分はまだまだ捨てたもんじゃないな、と思えませんか?

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