アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

今回は、「8掛け人生を生きる」の第2回目です。

前回の「8掛け人生を生きる」(1)で私は次のように書きました。

「感性(特に大切なことを読み取る力)がますます冴えてきているように感じます」

私は、ブログの途中から花の写真(最近では海中写真)を入れるようにしましたが、道端を歩いていても花が美しく感じられ、また、いろいろな出来事に出合ったとき、そこから大切なメッセージを得ることができるのです。

人との出会いと交流を通じて、その人に真心があるかどうか、以前よりも感じられるのです。

人にしていただいたこと、自分に起きたことに感謝・感激のこころが深まりゆくのです。

そんなところから「長く生きることは決して失うプロセスではない」と断言できます(その人の心構え次第かもしれませんが)。

長らく教員を務めた東井 義雄氏は、「老い」という詩で次のように書いています。   

老いは
失われていく過程のことであるけれども
得させてもらう過程でもある
視力はだんだん失われていくが
花がだんだん美しく
不思議に見させてもらえるようになる
聴力はだんだん失われていくが
ものいわぬ花の声が聞こえるようになる
虫の声が聞こえるようになる
みみずの声が聞こえるようになる
体力はどんどん失われていくが
あたりまえであることの
ただごとでなさが
体中にわからせてもらえるようになる


8掛け人生を生きるということは、年齢相応の体験に裏づけられた英知と感性をもとに、8掛けの可能性の、実力年齢の日々を充実して生きられることでもあります。


<お目休めコーナー> 社会人の息子撮影の海中写真⑯






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