シネマの森の迷走と探索

FBに投稿した映画作品紹介を整理し、再掲します。

☆は「満足度」(☆5個満点、★で補足)。

アルフレッド・ヒッチコック監督「ウインナー・ワルツ」(イギリス、1933年)☆☆☆

2020-12-19 23:44:12 | アメリカ・戦前


ヒッチコック監督、34歳のときの作品です。音楽家ヨハン・シュトラウス二世が名曲「青く美しきドナウ」を作曲するまでが描かれています。父一世との確執も盛り込まれています。

サスペンスの巨匠が若い頃に挑戦したオペレッタ・スタイルの作品で、珍しいものです。その後のいわゆるヒッチコック・タッチはみられません。
ヨハン・シュトラウス父子は、伯爵夫人(フェイ・コンプトン)の庇護のもとで作曲にいそしんでいました。夫人は、息子のシャニ(エズモンド・ナイト)がパン屋の娘ラジ(ジェシー・マシューズ)と恋人関係にあることを妬んでいます。そして、あろうことか、シャニと駆け落ちしようと言い出す始末。事情を知ったラジは悩み、「美しき青きドナウ」初演の日に、シャニのもとを去ります。

この顛末は・・・?

事態は一転します。

画像は、パン屋の娘ラジを演じたジェシー・マシューズ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮崎駿監督「魔女の宅急便」(1989年、102分)☆☆☆

2020-12-19 10:49:55 | 日本・1980年~


角野栄子による同名の児童物語の映画化です。ただし、原作はかなり脚色されています。

アニメーション映画です。おとなが観ても十分に楽しめます。

とあるのどかな田舎町に住むキキ。彼女は魔女の血を受け継ぐ13歳の女の子です。「魔女として生きることを決意した少女は、13歳の満月の夜に旅立ち、よその街に定住して1年間の修行期間を送る」という古くからのしきたりに従って修行の旅に出ることになります。

黒猫ジジとともに港町にたどりついたキキは、パン屋のおソノに気に入られ、店の手伝いをしながら配達屋を始めます。数々の体験を乗り越え、キキは魔女として成長していきますが・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする