ロシアの名門ボリショイ劇場の主役を目指す2人の女性の夢と闘いを描いたバレエドラマ。
ボリショイのバレエ・アカデミーに入学したユリア(マルガリータ・シモノヴァ)とカリーナ(アンナ・イサエヴァ)。彼女は裕福な家に生まれ、その優雅で完璧な踊りは、プリマ候補として講師陣からも期待されています。
一方のユリアは貧しい炭鉱町の出身。父は往年のバレリストで、かつてプリマとして活躍した講師のガリーナ(アリーサ・フレインドリフ)と知り合い。ユリアの跳躍力や表現力を評価し、その類まれな才能を生かそうと指導します。
二人は境遇もバレエスタイルも正反対。しかし、親友でありながらライバルとなった二人、厳しいレッスンに耐え、恋とバレエとを競いあいます。
卒業公演は「眠りの森の美女」。ユリアとカリーナのどちらがオーロラ役を踊るのか、このキャスティングが難航します。このあと、待っていたのは波乱の展開で・・・。