
携帯電話がない時代、若い男女のすれ違いはハラハラドキドキ。
待ち合わせても、いろいろな事情で連絡がとれず会えないことがありました。映画作品では「君の名は」が有名です。
待ち合わせても、いろいろな事情で連絡がとれず会えないことがありました。映画作品では「君の名は」が有名です。
本作品もすれ違い、行き違い、誤解を下敷きにしています。
学生時代から将来の結婚を誓っていた菅野光晴(園井啓介)と新村葉子(桑野みゆき)。父の看護のため故郷へ帰った葉子と設計士・光晴は、「数寄屋橋」公園で、愛を確かめ再会を誓って別れます。
ところが大企業に勤める彼女の兄・兄の健二郎(南原宏治)は自らの出世の足がかりとしてとして大株主の息子・沢野信介(穂高隆信)と葉子の縁談を画策していました。
健二郎に葉子との結婚を阻まれた光晴は、彼女に上京を促す手紙を書きます。その手紙を投函しようとした矢先、自動車に事故にあう不幸が光晴を襲います。
このあと二人は? 光晴が夕張に逃避したり、そこで記憶喪失になる重傷をおったり、手術で回復するもカンボジアに出張したり、葉子がいやいや信介と結婚するも離婚の裁判をおこしたり、とにかく最後まで波乱含みです。