シネマの森の迷走と探索

FBに投稿した映画作品紹介を整理し、再掲します。

☆は「満足度」(☆5個満点、★で補足)。

大森寿美男監督「風が強く吹いている」(2009年、133分)☆☆☆★★

2020-12-01 14:47:10 | 日本・2010年~


三浦しをんによる同名の小説の映画化です。

弱小の寛政大学・陸上競技部が箱根駅伝に挑戦し、実現するまでのストーリーです。

箱根駅伝出場を夢見る寛政大学4年生の清瀬灰二(ハイジ、小出恵介)は、事件を起こして陸上から遠ざかっていた天才ランナーの新入生蔵原走(カケル、林遣都)と出会います。致命的な怪我でランナーを諦めかけていたハイジでしたが、自らが寮長を務める竹青寮(通称・アオタケ)にカケルを強引に入居させ、駅伝出場への最初の一歩をふみだします。

しかし、格安学生寮のアオタケには漫画オタクの美形、運動経験のない黒人、モテることを夢見る双子、争いごとと無縁なぼんやりとした学生、司法試験にすでに合格した学生、ヘビースモーカーの25歳、就活に勤しむクイズ王と、およそ陸上部員らしからぬ学生たちがたむろしていました。

ところがこの10人が、あろうことか、予選会に出場し出場権を得て、あれよあれよという間に箱根駅伝のスタートラインにつきます。

10人は、箱根の往路、復路を走り抜けることができるのか・・・。
コメント
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