シネマの森の迷走と探索

FBに投稿した映画作品紹介を整理し、再掲します。

☆は「満足度」(☆5個満点、★で補足)。

ウッディ・アレン監督「ハンナとその妹」(アメリカ、1986年、103分)☆☆☆☆

2020-12-10 21:17:05 | アメリカ・1980年~
舞台はニューヨーク・マンハッタン。

ここに住む三人姉妹と彼女たちと関わる男性たちの結婚生活、恋愛模様が描かれています。アレン監督一流のテンポのよい人間喜劇。人生で起こりうるどろどろの人間関係を紡いでいく手腕はただものではありません。

ハンナは三姉妹の長女で、父(ロイド・ノーラン)と母(モーリン・オサリヴァン)は元俳優という俳優一家です。ハンナには、ホリー(ダイアン・ウィースト)とリー(バーバラ・ハーシー)の二人の妹がいます。ホリーも女優ですがオーディションで落ちてばかりで仕事がありありません。

この家族に、エリオット(ケイン)というハンナの再婚の夫、病気恐怖症のハンナの元夫ミッキー(ウディ・アレン)などが複雑に絡み、物語は展開していきます。

女性心理を巧みに取り込んだアレンのセンスのよい知的コメディです。
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ノーラ・エフロン監督「めぐり逢えたら(Sleepless in Seattle)」(アメリカ、1993年、105分)☆☆☆★

2020-12-10 20:43:11 | アメリカ・1990年~
 
舞台は、シカゴ、ボルチモア、シアトル、ニューヨークです。

シカゴに住む建築家のサム(トム・ハンクス)は癌で妻を亡くし、一人息子のジョナ(ロス・マリンジャー)とシアトルに居をかまえます。

ジョナは、父親のために気を利かせラジオ局の人生相談番組に電話し、新しい妻を迎えるにはどうしたらよいかと相談します。サムもインタビューに出て、亡き妻の思い出を語ります。

その頃、ボルチモアに住む新聞記者のアニー(メグ・ライアン)は、車のなかで偶然聞いていたこの相談番組を聴き、サムの思い出話に、涙腺をゆるませます。

サムの話に惹かれたアニーはサムの住所を突き止め、映画『めぐり逢い』(ケーリー・グラント、デボラ・カー主演)のワンシーンをまねて、バレンタインの日(2月14日)にエンパイアステートビルの展望台で会いたい、と手紙を送ります。

紆余曲折があって、サムとアニーは・・・。
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