散り紅葉 東福寺

2016年11月26日 | 日記

本日は街中の寺院、それも京都駅の近くにある東福寺です。

京都五山のひとつで、とても大きな伽藍です。

私は旅行日程の最終日に訪れる事が多いです。

と、いいますのは京都駅に近いため、帰路日程で半日が使えない時間を拝観に使うと丁度よくなります。

大きな伽藍で塔頭寺院を多く持ちますので、とても半日程度で回れるところではありませんが、見るポイントを定めていきます。

京都駅からは電車で一区間、交通アクセスもとてもいいです。

タクシーを使う手もありますが、最近は少し気を付けた方がよいようです。

どうも口上手に、遠回りをする運転手をチラホラ見かけます。

東福寺の散り紅葉は何と言っても通天橋からの眺めになるでしょうか。

ここからは、サイドの散り紅葉や谷に広がる散り紅葉も見られます。

通天橋サイドは橋から出て、お庭を自由に散策する事ができますが、時期になるとかなりの混雑になります。

今年は、とうとう通天橋でのカメラ撮影を禁止にしたようです。

とても残念ですね。

橋の欄干越しに紅葉の風景を撮りたいですよね。

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散り紅葉 毘沙門堂

2016年11月25日 | 日記

本日は、嵯峨野から一気に山科へと飛んでみます。

近年は伏見稲荷大社が外国人観光客の人気第一位との事ですが、私どもの連れのお気に入り場所でもあります。

最近は、この伏見稲荷から阪神高速8号線を使い、稲荷山トンネルを抜け、これまた一気に山科に飛ぶ事が多くなっています。

余談はさておき、山科の散り紅葉というと毘沙門堂です。

この寺院も、春は桜、夏は緑、秋の紅葉と四季を問わず魅力のあるお寺です。

残念ながら雪の毘沙門堂にお目にかかった事はありません。

いつも書きますが、京都の最高の観光は雪景色と思っています。

そして、この光景を堪能できるのは漁夫の利、京都に住んでいる方々でしょう。

雪の京都に合わせて上洛するなど、決して簡単なことではありません。

12月は赤穂浪士にまつわる義士祭りが、この毘沙門堂の境内から山科の街に繰り出してゆきます。

私たちが訪れたのは、散り紅葉の時期を少し過ぎたかな?? あと、4,5日早ければといった感じでした。

それでも、名残の散り紅葉を観られましたのでよし、としなければなりません。

この辺りは、地方から上洛していく者にとっての難しさがあります。

先に書いた「高桐院」もそうですが、この毘沙門堂も「そうだ京都行こう」のポスターになっていたようです。

どちらも燃える紅葉ではなく、散り紅葉を撮ったポスターでした。

毘沙門堂は、勅使門に続く階段の風景でしたが、本当にこれだけの紅葉が散るのか?と、思うほどの量ですね。

ポスターは階段には散り紅葉がいっぱい、上には真っ赤な燃える紅葉と、贅沢三昧な光景でした。

ここでは、さきに書いた通り、少し旬を過ぎた散り紅葉の風景です。

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散り紅葉 祇王寺

2016年11月24日 | 日記

二尊院を出て、今度は旧愛宕街道へと歩み進めると祇王寺がある。

*************ここは二尊院*************

幾度となく訪れている寺院であるが、近年参道前といっていいのか、元々は竹林があったのだが、「祇王の小径」なる竹林公園が作られ、以前の風情は影を潜めてしまった。

祇王寺は旧愛宕街道をゆき、嵯峨鳥居本まで懐かしき情緒を残す道筋の途中にある。

この旧街道の風情はとても魅力的であるため、四季を問わずつい足を運んでしまう。

そのため、祇王寺に寄る機会も多くなってしまっている。

 

平家物語祇王ゆかりの寺とのうたい文句で、女性の参拝客が少なくない。

寺構えは質素なものであるが、ここのお庭はどの季節でも魅力的な顔をみせる。

 

散り紅葉で綴っているので、ここでも祇王寺のお庭の散り紅葉である。

広いお庭一面が赤に染まる風情はとても見事である。

地元の人であれば、時間を見つけて訪れる事が可能であろうが、こちらはそうはいかない。

散り紅葉の時期も、うまく旅行日程と合わなければ観る事ができない。

ここの載せている絵は、12月9日頃である。

 

京都の紅葉で一番遅くまで見られるのは下鴨神社あたりで、この9日あたりでもまだ紅葉が観られる可能性が高い。

 

ただ、他のところでは散っているところが多いようである。

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散り紅葉 厭離庵

2016年11月23日 | 日記

二尊院を出て、旧愛宕街道方面でなく、右に歩みを進めます。

この辺りは嵐山・嵯峨野の観光スポットで、いつも観光客で賑わっているが、この日は意外と人通りがない。

少し歩くと向かいから、女性を乗せた人力車がやってきた。

この辺りの観光巡りの人力車も、一昔前からすると本当に多くなった。

久しぶりの道なので、確認のため人力車の車夫に声をかけた。

「ご苦労様、厭離庵はこの道筋でしたよね?」

「はい、でもやめましたよ」

 

やめた!?

寺院の都合で拝観を停止するところは結構ある。

この答えには、ちょっと驚いたが、厭離庵は拝観のため公開する期間は極めて短い。

「やめた」のでは無く、拝観期間が終わったのではと歩みを進める。

 

厭離庵へは、通りから細く長い路地を進む。

こんなところに本当に寺院があるのかなと心配になるような感じなのだ。

 

散り紅葉の絨毯が、次第に次第に厚くなる細長い路地をゆっくり進んでいくと、その歩みと共に時間が巻き戻されていくような感じなのである。

 

厭離庵そのものは、小さな寺構えをした建物だが、実際は茶室の古さに価値があるようである。

厭離庵は、藤原定家が百人一首の選定をしたと伝わる山荘である。

百人一首は恋文である。

厭離庵周辺の佇まい、特に散り紅葉の情景は、百人一首によく似合うのかも知れない。

 

門前にて、拝観謝絶の札と共に門は閉ざされていた。

私が、あしを運んだのは12月12日。

厭離庵の拝観日は、確か11月1日から12月7日くらいまでである。

今回訪れたのは、一週間ほど遅かったのである。

しかし、だから散り紅葉を観られたのかも知れない。

 

燃える紅葉には間に合わなくとも散り紅葉には、今からでも間に合うかも・・・

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散り紅葉 高桐院

2016年11月22日 | 日記

11月も下旬に入り、京都市内も紅葉が旬の時期になってきたと思います。

わたしは京都の紅葉狩りは、11月23日を起点に考えて計画を組んでいました。

最近は気候変動で、この日程にも少々ずれがでてきているようです。

 それでも、これからが紅葉の盛りとなるのは間違いないでしょう。

ここでは少し先に飛んで、燃えるような紅葉から庭に散った、散り紅葉のきれいどこを取り上げて観ました。

 散り紅葉で驚かされるのは、大徳寺の塔頭の高桐院です。

高桐院は、細川三斎が父幽斎の菩提を弔うために建立された寺院です。

利休や秀吉ゆかりと伝えられる建物や茶室があります。

参道に入り、散り紅葉の参道は、初めて観る方には相当のインパクトがあると思います。

おもわず、参道を振り返ってしまいますが、この位置からもとてもきれいです。

本堂のお庭である楓の庭と呼ばれる南庭中央には、秀吉がほしがったといわれる灯篭「天下一」置かれています。

お庭を眺めながらお茶をいただけますが、真っ赤な毛氈が眩しくみえます。

本堂少し奥に進みますと、利休が一輪ざしの花入れのヒントを得たといわれる構図を見る事ができます。

二度、三度と訪れたくなる寺院のひとつです。

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