天授庵

2013年04月26日 | 日記

桜見物も、あまりにも早い開花に戸惑い気味に、枝垂れを眺めながら目に付いた寺院に飛び込み拝観である。

天授庵は、南禅寺の開山無関普門の塔所である。

紅葉時期、ライトアップに映える紅葉が素晴らしく、夜間拝観でも大勢の人で賑わう評判のお寺である。

天授庵は、枯山水と池泉回遊式の二つの庭をもつ。

夜間拝観では、事故防止もあり当然、池泉回遊式の庭の拝観はできない。

いつも紅葉の夜間拝観ばかりであったので、今回は明るい時の庭を散策してみた。

春先の異常な暖気で、楓の新芽がもう出はじめていた。

枯山水庭園はそれなりに目にしていたが、池泉回遊式の庭も趣がありよいお庭である。

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見てきました 祇王の小径

2013年04月25日 | 日記

嵯峨にある祇王寺の傍に「祇王の小径」なるものができたとの新聞記事を見た。

地方紙にも載るくらいなのだから、どの様なものか上洛したついでに寄ってみた。

最初から、あまり大きな期待はしていなかった。

最近では銀閣寺境内にも数年前に、この手の物ができたため見る以前から、多分似たようなものだろうとの憶測があった。

案内を頼んだ観光タクシーの運転手も、「祇王の小径」の事は知らなかった。

新聞記事から1週間ほどであったので、知らないもの当然かと。

おそらく祇王寺の駐車スペースに近くと、目星を付けていくと予想通りのところに発見。

それも、銀閣境内にあるものとイメージが殆ど同じである。

「やっぱりか」と、思ってしまった。

せっかくある自然の風景を、なんでこの様な商業ベースのもので壊してしまうのだろう。

そりゃ、観光客からすれば、物があれば利用はするであろうが、古きよき風情がどんどん失われつついく。

これから初めて祇王寺を訪れる人は、この風景のイメージを思い出として持ち帰るのだろう。

長い歳月の中では、風景も環境も勿論変わっていくであろうが、変えず守る事の難しさを考えさせられる。

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大悲閣 千光寺

2013年04月24日 | 日記

江戸時代の豪商角倉了以は、高瀬川の掘削で知られるが、保津川の掘削をも行っている。

嵐山にある千光寺は、保津川の掘削工事に伴い、命を落とした人々を弔うために、角倉了以が建立したお寺である。

千光寺は通称「大悲閣」と呼ばれる。

文字だけを見ると、どこか悲しく響くが、決してそのような事ではなく、「悲」は仏教の慈悲の悲を表している。

このお寺の問題は、建立されている場所である。

嵐山の中腹にあるため、参拝には少し覚悟がいる。

当方の様に、体力にあまり自信が無い者にとっては、二の足を踏んでしまう。

住職は、嵐山心学なる「人生の第一義」を主体とした教えを提案しているようである。

若い時に読んだ、亀井勝一郎の人生論集に強い影響を受けた当方にとって、かなり興味深い教えではあるが、今のところは遠くからその寺構えを望むに終わっている。

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八坂の塔

2013年04月22日 | 日記

清水寺の子安の塔は修復が終わったようであるが、想像だにしなかったピッカピッカの朱塗りになったと聞き及んだが、物好きの当方も今回は清水まではあしを運ばず。

久しぶりに二年坂を歩いてみた。

平日の夕刻だが、あい変わらず観光客は多い。

今回特に目に付いたのは、韓国、中国系カップルの写真撮影の現場である。

おそらく結婚式や、結婚記念写真になるものと思われるのだが、プロのカメラマンらしき人、スタッフを連れての撮影である。

二年坂でも、八坂の塔を背景に撮影をしていた。

少し気にかかるのは、彼らの押しの強いところである。

「郷に入っては、郷に従え」なんて良識は、言葉は悪いがくそくらえです。

彼ら本意に好きなように行動をしています。

今までは、あまり目にしなかったのだが、今回はどこに行ってもこのような撮影現場に遭遇した。

おもわず、最近の竹島、尖閣問題を思い出してしまった。

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御室桜も早かった 仁和寺

2013年04月17日 | 日記

例年ならば、今頃でも見ごろと思われる仁和寺の御室桜ですが、今年は九日現在で満開でした。

御室の桜も、今はもう散り桜でしょう。

この日は気温が二十度を超えました。朝夕は結構冷え込みがきついのですが、ここまで気温が上がるとさすがに暑いですね。

平日にもかかわらず、仁和寺も大勢の観光客で溢れていました。

ソメイヨシノが、早く終わってしまったので、遅咲きの御室桜に人が集まったのかも知れません。

五重塔を背景に、御室桜を楽しんできました。

仁和寺の山門は、京都三大門のひとつで仁王門です。

門の両脇では、仁王さんが「あ」「うん」と、お寺を守っています。

この門の裏でも狛犬が、こちらも「あ」「うん」と、お寺を守っています

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