桜もそろそろ終わり 高瀬川

2011年04月19日 | 日記

高瀬川は江戸時代、豪商角倉了以によって開削された川で、当時は方広寺再建のための材木を運ぶのが目的であったようである。

しかし、いつしか京と大阪を結ぶ要の運河となっていったようである。

 

高瀬川は江戸時代に罪人を大阪へ運ぶひとつの交通手段であり、その船は高瀬舟と呼ばれたようである。

 

森鴎外は短編小説「高瀬川」で、医師らしく現在でも問題視されている安楽死について問いかけている。

 

時代が時代であれば見る目も変わってしまいそうな川であるが、現在は京都の繁華街木屋町を流れる。

 

京都の桜もそろそろ散り始める頃かと思われる。ただ、遅咲きである仁和寺や原谷苑は今が見ごろかとも。

 

桜の名所の多い京都であるが、街中でも楽しめるところが多い。

 

京都の繁華街である木屋町沿いを流れる高瀬川もそのひとつである。

 

 

 

 

 

 

 

街中の雑踏の中にあり、なかなかのんびりと桜見物ともいかない場所であるが、夜桜などはとてもきれいである。

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今年も花見の時期 円山公園

2011年04月10日 | 日記

しばらく更新が遅れました。悪性新生物(俗に癌といいますが)なるものと、闘っておりました。体の大改造とともに戻ってまいりました。開腹した傷がまだまだ痛みますので、しばらくは家でおとなしくしていなければならないでしょう。

 

ところで、この間に国内では大きな災害が起きてしまいました。被災地の方々にはお見舞い申し上げます。

 

ただ、国の対応も、国民の対応にもどうも、いまひとつ違和感を感じてしまいます。どうもこの国は、システマチックな問題処理が不得手のようですし、国民も問題解決と同情を一緒にしているような印象を受けてしまいます。

 

なにか、どこか違う。だから、わけのわからない自粛といったような事がでてくるのでしょう。経済の厳しい中で、さらに経済を冷え込ませるような状況を作り上げるこの国の指導者たちは、一体本物なのでしょうか。

 

ということで、春爛漫花見の時期です。花見のできるところは花見を行い、経済の活性化をはかるべきです。

 

京都市内の花見というと、やはり円山公園でしょうか。

 

 

 

 

 

ライトアップされたシンボル桜の周りは大勢の人で賑わいます。休日ともなると、色とりどりのシートが敷かれ、多くの人が宴に興じるようです。

 

 

 

今年は今日が花見のピークでしょうか。

コメント (2)
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