撮影禁止 曼殊院

2011年08月11日 | 日記

数年ぶりに曼殊院をたずねてみた。数年ぶりといっても実は2年前の冬に訪れたのだが、雪がひどく門前までたどりつかなかったのである。

 

 

この時は、結構な雪にもかかわらず京都のタクシーが、冬タイヤに交換しない事に驚いてしまったものである。当方のところでは、少しの雪でも路上に積もる気配があれば、夏タイヤでの走行は絶対行わない。

 

余談はさておき、久方ぶりの曼殊院であるが、勅使門からの拝観が無くなって久しく、裏手の庫裏側から入っていく。

 

庫裏から大玄関の方へと向かうのだが、「あんりゃ?」。玄関口にあった、虎の間が、間でなくなっている!!

大書院から小書院、花の間へのルートも間取りが変わっている!!

 

孔雀の間にあった、幽霊の掛け軸が無くなってから久しいが、代わりに花の間の裏側にそれとなく上村松園作の幽霊の掛け軸がかけられている「およ!!」。

 

いずれにしても、初めて訪れた時のイメージは全く変わってしまっている。やはり文化財等は早く、早く、見ておかないとダメなようである。←勝手にかえられ、昔の面影がだんだんと失われていく。

 

曼殊院で有名な「八窓の席」は、特別拝観でなければ見せてもらえず、いまだ目にした事がない。←でも、この様子じゃ、きっと昔のままではないのであろう。

 

2009年に拝観者の心無い行動があったとの事で、以来曼殊院内敷地は庭をも含めて全て撮影禁止になったようである。

 

こいう輩はどこにでもいるようで、結局皆さんに迷惑をかけこのような状態に陥るようです。

 

残念ながら、今回は手持ちの写真で補完しなければなりません。

 

 

ブログ等では今後曼殊院の近々の写真などは見られなくなりますね。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久ぶりに 詩仙堂

2011年08月05日 | 日記

久しぶりに詩仙堂に足を運んだ。

以前訪れたのは確か2005年の秋、と記憶しているので6年ぶりとなろうか。

分かり難い入り口も、「詩仙堂」の看板が上げられているので、これならば入り口がどこか迷う観光客も少なくなろうというもの。

 

 

6年前と比べると、佇まいそのものはあまり変化がないように思えた。

ただ、参道の石畳が、ここまできれいに整備されていたか記憶は定かでない。

 

 

 

参道の石段を登りきるとお堂がみえるが、ここのお庭はここ数年の間に整備されたのではなかろうか、このようにきれいだった印象はない。

 

 

 

お堂にはいると、すぐにさつきまんじゅう(五月を饅頭のように円く刈り込んでいるので、当方はそう呼んでいる)のお庭が見える。

お堂のなかには、研修中のガイドさんらしき女性が10人ほど、お庭を鑑賞中であった。

待つことしばし、人影がきれたのを見計らって・・・・

 

 

 

 

 

少し時期外れなのであろう、五月の緑の濃さが薄れている。残念だが、今回はよくパンフで目にする見事な緑のまんじゅうには出会えなかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっぱり 宝泉院

2011年08月02日 | 日記

やはり今回も宝泉院へ足を延ばしました。

夏の濃い緑に包まれる宝泉院の趣もいいものです。

 

                      ***表門***

 

                     ***表門***

 

数年前までは拝観者の数もそれほどなく、ゆっくりと庭を鑑賞できました。

しかし最近は拝観者の数も多く、いつ訪れても客殿には人影が絶えません。

なぜ最近になって拝観客が増えたのかと思うと、お寺のほうも集客には気を使っているようです。

秋には声明の発表会を行うなど、宝泉院の名を知らしめる催事をいろいろと考えているようです。

 

     ***客殿から見る鶴亀の庭 池が鶴、築山が亀、山茶花の木が蓬莱山***

 

どの季節の宝泉院も好きですが、やはり木々に葉がある夏、秋の庭模様が秀逸のようです。(ただし、雪に包まれれば冬は別格です。)

 

いつもは、拝観客がどこかここかに映り込むのですが、何とか人影をシャットアウトできました。

 

              ***盤桓園 竹林 本来この右に梅だが枯れている***

 

           ***盤桓園 竹林 左手前の木が大きく竹林が隠れ気味***

 

も持ち物が映りこんでしまっていますがご愛嬌です。

 

                    *** 五葉松 ***

 

                       *** 松、竹 ***

 

宝泉院の庭、盤桓園は松竹梅の庭といわれます。ところが最近竹林の前にある木が大きくなりすぎ、竹林の趣が損なわれている感じを受けるのは私だけでしょうか?

 

                     ***鶴亀の庭 手水鉢***

盤桓園が造られた当初は、現在竹林の中に見える杉木立もなく、本来の松竹梅が生きていたと思うのですが。年数を経るとともに、庭の顔つきもかなり変わってきているようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする