京の雪景色 蓮華寺

2013年01月12日 | 日記

早いもので、正月も中旬である。

この季節は、どうしても京都への足が遠のいてしまう。

しかし、元日に書いたように京都至極の観光は、雪のある風景との考えに全くの揺るぎはない。

遠隔地に住まいすると、この雪が降るタイミングで上洛するにはかなり難しいものがある。

二三日前だと、天気予報頼みで何とかタイミングを合わせられそうだが、最近の予報は全くといっていいほどあてにならない。

現在は、確かスパコンを使ってデータを解析している筈だが、やはりKKDには及ばない。

さらに、至近の日程では、足と宿の確保が大変である。

ただ、私の経験測では、クリスマス、節分の頃、2月の十日頃、意外と3月中頃には、京都に雪が降りやすいようである。

そんな雪景色で、今回は蓮花寺を選んでみた。

この日は、朝から振り出した雪が時間とともに激しくなっていきました。

蓮華寺に着く頃には、大粒のボタン雪が・・・

 

                           ***例の見落としそうな門構え***

***小振りな参道に雪が*** 

***秋には真っ赤に染まった楓が、真っ白に***

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おいおい、書き連ねようと思っているが、私は常々京都の社寺観光ならば、できる限り早いほうが良いといい続けている。

なぜなら、歳を重ねる毎に、建造物、庭などに手が加えられ、本来の良さがどんどん壊されていっているからである。

その中でも、蓮花寺はあまり手を加えられていないお寺かと思う。

紅葉の時期を除いては、あまり多くの拝観客の足が向かないお寺である。

 

                  ***人影はまったくありませんが、冬の寒さで凛とした空気が漂います***

            ***紅葉の時期には、広縁に座り動かない人が大勢いますが、いまは静かです***

                       ***手水鉢にもどんどん雪が積もっていきます***

               ***さぁ、どう捉えますか、出船の向き 彼岸、此岸 作者はなにを言いたかったのでしょう***

                          ***蓮華寺燈籠にも雪が落ちていきます***

そのぶん、冬などはゆっくりと風情を楽しむ事ができる。

京都に降る雪は、長い間その形を留めおかないが、午後からの降雪で夕方に陽が出るような状況が整えば、かなり現像的な風景を楽しめるのであろうが・・・・

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おめでとさんです

2013年01月01日 | 日記

2013年が明けました。

ことしは、何度京都へ赴く事ができますか。

以前は、少なくとも三泊四日の旅も、ここ数年は二泊三日の旅となってしまいました。

一回の訪問で散策する社寺仏閣の数も、歳を重ねる毎に少なくなり、やはり足が遠のいて行くようです。

 

 

最近は、京都徒然の原点となった、奈良がやけに気になっています。

ひょっとすると、こちらへの訪問が多くなるかもしれません。

といっても、遠隔地に住む私が、奈良・京都を訪れるその数は知れていますが。

 

 年明けの画像に、京都大原の宝泉院をつかいました。

宝泉院は、数ある京都の寺院の中で、私が最も衝撃を受けた庭になります。

宝泉院を初めて訪れたのは、祇園祭のついででしたが、眼に飛び込んできた景色には驚かされました。

以来幾度となく足を運ぶ事となりましたが、運よく、一度だけ雪の宝泉院に出会いました。

画像は、その時のものです。

四季折々に魅力がある京都ですが、私は雪の京都が至極の京都観光と思っています。

そして、この至極の風情を味わえるのは、京都に居住する人々の特権でもあります。

機会があれば、また雪の京都と出会ってみたいものです。

 

上洛機会が少なくなる中で、ブログの更新も滞りがちですが、よろしければ今年もまたお付き合い下さい。

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