関西思い出旅日記

きまぐれ旅の徒然です
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嵐電

2014年02月15日 | 日記

市中を走る電車は、車社会を反映してかどちらかというと厄介者扱いをされる場合が多い。

ただ、京都に残る唯一の路面電車といわれる嵐電はちょと様子が異なる。

沿線沿いには観光名所が事欠かない。

どの駅に降りても観光が出来そうな駅ばかりである。

街中の観光に歩き疲れると、つい休憩がてらに乗り込み、車窓の景色を眺めながらのんびりと一息いれる。

今回は四条大宮から嵐山まで数十分、のんびりと京都の街中を眺めてみた。

嵐電はよくしたもので、観光客用に運転席横は、前方が見えるように空間を作ってくれている。 

手摺にもたれながら、たまにシャッターを切りながら嵐山まで、こんな時間もなかなかいいものである。


二月節分ですね 北野天満宮

2014年02月01日 | 日記

一月が終ると、いつも感じるのだが長い月である。

年末年始と忙しく早く過ぎて行きそうななのだが、正月という月は長い。

そうかと思うと、二月、三月は短い。

二月逃げてく、三月去ってくとはよく言ったものである。

 

その長い一月が終ると、すぐに節分である。

節を分けるのとおり、ここから春となるわけだが、早春賦にも歌われるように、春とは名ばかりで、寒さはこれからである。

 

節分は、宮中行事追難式の名残と聞くが、一般人には桃太郎伝説を思い起こす。

鬼の角、黒と黄色のトラパン、そして桃と、厄と厄落とし、昔の人の知恵は侮れない。

 

京都の多くの社寺でもこの時期、節分祭を行っている。

それぞれに特徴があるのだろうが、今回は北の天神さん、北野天満宮の昨年の節分祭の様子である。

 

京都では、豆まきの前に狂言等が行われるが、天満宮のすぐ隣は、花街のひとつ上七軒である。

そのため、ここでは豆まきの前に、狂言とともに上七軒の芸、舞妓の踊りも披露される。

そうなると、当然見物客も多くなる。

 

この大勢の見物客の中で、投げられた豆を手にするのは、本当に幸運としか言いようがない。

ひとつだけ、手にする事ができた幸運を写真に載せておく。

家庭での豆まきでは、豆をそのまま撒く場合もあるであろうが、公の場所ではそうはいかない。

ほとんどところが、なんらかの袋に豆を入れて撒いている。

その袋の大きさ、天満宮のが一番大きいようである。