市民からは、親しみを持って「黒谷さん」と呼ばれていると聞き及ぶ金戒光明寺です。
浄土宗および浄土真宗のお寺の構えは、本当に大きいですね。
金戒光明寺の山門も本堂も大きい造りです。
金戒光明寺は、年に二回ほどに特別公開があるようです。
今回は冬の特別公開に日程が合いましたので寄ってみました。
京都の寺院は、基本的に建築物の中は撮影禁止で、庭園は許可されるようです。
今回は、法然上人800回忌(だったと思いますが)の記念として整備された、「紫雲の庭」を見てきました。
****美作の国時代****
****浄土開宗時代****
****延暦寺修行時代****
****全ての時代を一望****
方丈から庭を眺めると、まず法然上人の修行にゆかりのある人物を、大小の石で表しているといわれます。
庭の右に、幼少、美作の国(岡山)の時代、左に比叡山延暦寺の修行時代、中央に浄土開宗の時代とされています。
しかしながら、凡人の我々からすると、しばし眺めていても悲しいかな何も浮かんできません。
冬枯れの庭ですので夏のような緑はありませんが、雰囲気からすると静かな落ち着いた庭です。