金戒光明寺 紫雲の庭

2013年03月19日 | 日記

市民からは、親しみを持って「黒谷さん」と呼ばれていると聞き及ぶ金戒光明寺です。

浄土宗および浄土真宗のお寺の構えは、本当に大きいですね。

金戒光明寺の山門も本堂も大きい造りです。

金戒光明寺は、年に二回ほどに特別公開があるようです。

今回は冬の特別公開に日程が合いましたので寄ってみました。

京都の寺院は、基本的に建築物の中は撮影禁止で、庭園は許可されるようです。

今回は、法然上人800回忌(だったと思いますが)の記念として整備された、「紫雲の庭」を見てきました。

****美作の国時代****

****浄土開宗時代****

****延暦寺修行時代****

****全ての時代を一望****

方丈から庭を眺めると、まず法然上人の修行にゆかりのある人物を、大小の石で表しているといわれます。

庭の右に、幼少、美作の国(岡山)の時代、左に比叡山延暦寺の修行時代、中央に浄土開宗の時代とされています。

しかしながら、凡人の我々からすると、しばし眺めていても悲しいかな何も浮かんできません。

冬枯れの庭ですので夏のような緑はありませんが、雰囲気からすると静かな落ち着いた庭です。

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冬枯れの真如堂

2013年03月09日 | 日記

冬枯れの真如堂を訪ねてみました。

真如堂は街中にあり、その地理からも春の青紅葉、秋の紅葉と、訪れる人は多いようです。

しかし、さすがに冬早朝ともなると人影はありません。

わずかに開かれた本堂の扉から、朝のお勤めの声がわずかに漏れ聞こえてきます。

その声に誘われ本堂へあがり、ご本尊様にお参りを・・・・

この時間でも、拝観ができるかを聞きますとOKとのこと。

数年ぶりに、真如堂の中を拝観してきました。

京都の観光寺院でも、対応がいかがなものかと思われるところも少なくない中で、真如堂の方の案内は相変わらず親切でした。

目新しいものでは、2010年に作られた「随縁の庭」でしょうか。

随縁の庭は、見た瞬間に東福寺の井田市松が浮かびましたが、作者は重森千青で重森三玲のお孫さんとのことです。

「ふ~~ん」と、なんとなく納得ですが、さすがに血筋と思われる方、私のようになんとなく違和感を覚える方と二通りいるかと思います。

伝統ならば血筋なのかな?

でも、瞬間的に三玲の庭を感じさせるのは、庭師としては如何なのでしょうかね?

静けさに佇むお寺の雰囲気は、とても気持ちを落ち着かせてくれます。

これも京都観光の魅力のひとつでしょうか。

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