梅三昧 城南宮

2015年03月21日 | 日記

桜の開花予想が話題に上り始める時節になってきましたが、当ブログでは梅の話題。

京都の南にある城南宮を訪ねた。

 白河、鳥羽、後白河、後鳥羽といった上皇達により、一時政治・文化の中心となった土地である。

城南離宮、鳥羽離宮といった当時の離宮を想像するが、現在はそれらの面影を偲ばせるものは意外と少ない。

城南宮自体も、目を見張るような大きな建造物があるわけでもなく、方除けの神社として知られている程度である。

春秋行われる曲水の宴の模様が、TVでよく取り上げらられる。

神苑は中根金作の作庭である。

中根金作の作庭は、妙心寺退蔵院にもあるが、同じようにとても落ち着きのある庭である。 

庭の良し悪しはよく存じないが、中根金作の庭は、私の波長と良く合う様である。 

京都で梅の花というと、北野天満宮がすぐに浮かぶが、枝垂れ梅というとやはり城南宮であろう。

あいにくの雨模様であったが、梅・梅・梅の庭を堪能した。


変わりゆく寺院 清水寺

2015年03月17日 | 日記

最近は滅多に足を運ばないが、泰産寺の子安の塔の色が変わったとの事で清水寺へ・・・・

午前の結構早い時間と思ったのだが、かなりの参拝客がきていた。

京都観光での集客率No.1の実力だろうか。

 

戻りのタクシーの中で集客率No.1の話をしていると、運転手が「今のNo.1は伏見稲荷大社ですよ」との事??

京都市のいつのデータなのだろうか、聞いていると言葉の端々に外国人観光客との言葉が。

どの土俵の話をしているのか、疑問であった。

でも、このような運転手が、至極当然に観光客を案内しているようである。

 

さて、話は清水寺に戻り、一見してかなりの修復、環境整備をしているとの感じを受けた。

噂どおり、泰産寺の子安の塔は朱塗りとなり、境内の景観は木立が伐採され、こざっぱり??としている。

 

イメージが全く変わってしまっている。

2,3年来ないと、これほどまでに変わってしまうのか驚いてしまった。

 

季節は異なるが、同じ様な位置から撮った子安の塔の風景を写真で比べてみよう。

 

周りの環境が、大きく変わっているのが分かるだろうか。

 

現在の修復テントを見れば、まだまだ変わって行くことが想定される。

初めて目にした懐かしき風景、今は見ることが叶わなくなった。


十三参り 法輪寺

2015年03月13日 | 日記

上の孫娘のお参り以来であるから、もう6年振りくらいになるだろうか?

今度は、下の孫娘の十三参りで嵐山の法輪寺に足を運んだ。

 

お寺の案内だと、十三参りは3月15日からとアナウウンスされているが、かと言って厳密に期間が定められているわけでない。

 

少し早いお参りだが、やはり十三参りの人たちきているようだ。

 

境内は、展望台が作られており6年前とは少し雰囲気が違っていた。

展望台新設の是非はともかく、ここからは嵐山の町並みや、京都市内がよく見える。

 

失礼だが法輪寺は、なにか行事がなければそれほど多くの参拝客が訪れるところではない。

 

TVドラマの中でここで撮影したシーンをたまに目にするが、この眺望を考えると撮影環境とし適しているようだ。

 

時間がなく急ぎ足であったが、のんびりと遠望を楽しみたくなるような展望台であった。