落柿舎は、芭蕉の弟子である向井去来が住んだ場所とされている。
儒学者で医者であった家に生まれた者が、俳人として生きるまでの過程には多くのドラマがありそうである。
落柿舎横には、峨天皇皇女有智子内親王の墓、西行法師の庵跡ろ、古の歌人を偲ばす素材が揃っている。
常寂光寺を後ろに、散策道からの落柿舎は、いつ眺めてもいい風情である。
落柿舎は、芭蕉の弟子である向井去来が住んだ場所とされている。
儒学者で医者であった家に生まれた者が、俳人として生きるまでの過程には多くのドラマがありそうである。
落柿舎横には、峨天皇皇女有智子内親王の墓、西行法師の庵跡ろ、古の歌人を偲ばす素材が揃っている。
常寂光寺を後ろに、散策道からの落柿舎は、いつ眺めてもいい風情である。
変わり行く寺院の有り様を実感した宝厳院である。
たまたま嵐山で空き時間が出来たので、近間の宝厳院に立ち寄ってみた。
桂川川から行くと、天竜寺方面に抜けられたのだが、湯豆腐のお店「嵯峨野」のあたりで車止め。
道路から見られた参道は、生垣をつくり見られないようにしてある。
拝観料を志納しなければ、参道さえも見られないように変えたのである。
多くの方が、素晴らしいと絶賛する宝厳院の庭であるが、私にはよく理解できないほど難しい造りの庭である。
入山してすぐに目に入ってくる獅子吼の庭、苦海などは、何度訪れてもほとんど理解できない。
庭の規模が余りにも多彩で大きいのかも知れない。