散り紅葉 高桐院

2016年11月22日 | 日記

11月も下旬に入り、京都市内も紅葉が旬の時期になってきたと思います。

わたしは京都の紅葉狩りは、11月23日を起点に考えて計画を組んでいました。

最近は気候変動で、この日程にも少々ずれがでてきているようです。

 それでも、これからが紅葉の盛りとなるのは間違いないでしょう。

ここでは少し先に飛んで、燃えるような紅葉から庭に散った、散り紅葉のきれいどこを取り上げて観ました。

 散り紅葉で驚かされるのは、大徳寺の塔頭の高桐院です。

高桐院は、細川三斎が父幽斎の菩提を弔うために建立された寺院です。

利休や秀吉ゆかりと伝えられる建物や茶室があります。

参道に入り、散り紅葉の参道は、初めて観る方には相当のインパクトがあると思います。

おもわず、参道を振り返ってしまいますが、この位置からもとてもきれいです。

本堂のお庭である楓の庭と呼ばれる南庭中央には、秀吉がほしがったといわれる灯篭「天下一」置かれています。

お庭を眺めながらお茶をいただけますが、真っ赤な毛氈が眩しくみえます。

本堂少し奥に進みますと、利休が一輪ざしの花入れのヒントを得たといわれる構図を見る事ができます。

二度、三度と訪れたくなる寺院のひとつです。

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