8月も20日も過ぎると、お盆も過ぎ去った感じとなります。
しかし京都では、16日の五山の送り火の後も、20日大覚寺の万灯会、23日の地蔵盆そして大日さんと、7日の盆の入りからはじまり、ほぼ八月の末まで、どこかで盆行事がおこなわれている勘定になりますね。
21日は弘法さんですが、20日大覚寺では大沢の池で宵弘法(万灯会)が行われます。
この時期は、なかなか行くことかなわず、宵弘法を見物したことはありませんが、送り火同様に一度実見してみたいものです。
この宵弘法の意味合いが結構面白いのです。
早い話が、本来、五山の送り火で帰るはずの精霊さんですが、なかには送り火に乗り遅れてしまう精霊さんもいるようです。
そこで、この宵弘法で帰ってもらおうというものです。
面白い発想ですね。
このようなお話は、京都にはあちらこちらに溢れているようです。