冬の旅 part5 祇園閣、八坂の塔

2012年01月31日 | 日記

先に書いたとおり、高台寺の近辺には京都を彩るシンボルが数多くある。

 

円山公園から「ねねの道」へと歩いてくると、大雲院の祇園閣が目に入る。

 

初見では「どことなく 何かに 似ているな」「山鉾みたい」と感じるのだが、それもそのはずで祇園祭の鉾に似せた建造物である。

 

 

 

祇園閣は展望ができるようだが、常時公開されていないようで、いまだ上ったことはない。

 

金閣、銀閣につぎ銅閣を目指したといわれるから、祇園閣の屋根は青銅なのであろう。

 

そして、「ねねの道」から石塀小路を横目に歩みを進めると、左手に八坂の塔がみえる。

 

 

東寺と並び京都五重塔五基のうちのひとつであり、繁華街に近くこちらも観光スポットのランドマークである。

 

余談だが、東寺には五重塔が二基あることだけは書いておくこととする。

 

 

 

 

 

周囲の家並みから突然見えてくる五重塔はかなりのインパクトがある。

 

写真はどちらも、高台寺境内から撮ったものと、近くから撮ったものである。

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冬の旅part4 高台寺

2012年01月27日 | 日記

高台寺というと秀吉の正室、ねねが建立したお寺といわれています。

 

詳しく調べると、ねねの政治家部分が見え隠れしますが、こんなところでそんなうんちくは不要かと。

 

この高台寺は、街中でも屈指の観光寺院にはいるのではないでしようか。

 

石塀小路あり、ねねの道あり、円山公園にも近く、維新の道、龍馬の墓と周囲には観光スポット満載です。

 

以前、秋の夜間拝観に行き、人の混みように驚いた事があります。

 

その時には孫娘も一緒に連れて行ったのですが、見学をするどころではありませんでした。

 

そこで一計。

 

どうです、夜間ですがほとんど人はいません。

 

 

 

 

 

 

 

怖いくらいの夜の高台寺境内です。

 

残念ながら、雪雪雪といった景色ではありませんが、名残雪もまたいいかと。

 

この時の心残りがひとつ、お霊屋からは京都タワーが手に取るような近くに見えていました

 

もっといいビューポイントがあるだろうと、シャッターを切らずに回ると、惜しいことにありませんでした。

 

やはり写真は、無駄になってもいいので撮っておかねば(反省

 

余談ですが、2月も近くなり寒さが厳しくなってきました。

 

こちらでは、インフルエンザ注意報がでており、我が家もA香港型で一人臥せっています。

 

皆様お気をつけください。

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冬の旅part3 観智院

2012年01月23日 | 日記

観智院は東寺の子院である。禅宗ならば塔頭といったところだろうか。東寺の北総門からすぐのところにある。

 

この北大門から観智院までの道が平安の頃から変わっていないとされるが、そういわれてもって感じですね。

 

観智院の位置づけは、僧房というより現在でいう学校、教育用の施設であったようだ。

 

寺宝は真言宗ゆかりのかなり質の高い資料を数多く所有しているようである。

 

一般に有名なのは宮本武蔵筆とされる、鷹の図や竹林図であろう。

 

実際に拝観してみると、茶室、四季の絵が描かれた部屋など、思いもよらなかったものに出会う。

 

客殿の前庭は、空海が長安から帰国の様子を描いたといわれる「五大の庭」である。

 

 

 

 

 

庭に使われている砂が青砂の様で、他の寺院の庭とは少し違った印象を受ける。

 

前日に降った雪が、庭の模様を浮き上がらせ、普段より一層強い印象を与えていた。

 

 

ここにも六地蔵があったので記念に一枚パチリ。

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冬の旅part2 養源院

2012年01月20日 | 日記

昨年の大河ドラマの主人公、崇源院(江)が再建した寺院。元は淀君が父である浅井長政の菩提を弔うために建立したお寺である。

 

今年の大河は平清盛なので、養源院のお隣の三十三間堂にも客足が伸びるかも知れません。

 

余談ですが、それにしても昨年の大河はひどいドラマでしたね。

 

竜馬伝の映像もNHKスタッフの自己満足映像でひどかったけれども、今年のドラマも見ていると劣らず汚い映像に終始してますな。

 

さて養源院ですが、本堂には俵屋宗達が描いたとされるユーモラスな杉戸絵がありますので、話のタネにいちど目にするのもいいかも知れません。

 

 

 

 

 

これらの絵は、現在撮影禁止になっています。

 

本堂天井は鳥居元忠にまつわる血天井で、それを売りにしている感も否めませんが、あまり感心しません。

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冬の旅part1 安楽寺

2012年01月17日 | 日記

京都冬の旅といっても、観光協会企画のものとは縁もゆかりもない(汗

いつも書くことであるが、観光目線の小生にとって、京都の観光シーズンで一番よい季節と問われると、冬と答える。

ただし条件があり、雪があることである。

雪の風景は、地元京都人にとって、まさに地の利といえるのでなないだろうか。

地方から出向く観光客が、雪の京都に出会う確立は実に低い。

冬の旅では、数少ない雪の京都のストック写真を紹介していく。

12月の散り紅葉でも載せたが、今回は雪の安楽寺である。

浄土礼賛根元地の石碑が、雪の京都の寒さを際立たせる。

天台声明から発展させたといわれる浄土礼賛、一度この耳で聴いてみたいものである。

鈴虫・松虫はこの礼賛の名調子に惚れたのかも ← 下衆の勘ぐり(笑

 

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