旅の終わりは京都 南禅寺

2018年02月20日 | 日記

近江八幡から一路京都へ、今回の旅の終点は京都になります。

と、いっても京都では時間の余裕はあまりありません。

関空へ戻り時間に合わせた半日ていどになります。

旅の日程が紅葉時期でしたので、取り敢えずブログの一番手には、永観堂の紅葉の模様を上げました。

が、実は一番最後の日程に京都に寄りました。

時間があまりないので、お宿の近間という事で、狙いは東山界隈を選択しました。

 

ここは、路線バスで時間を消費するよりは、タクシーを使うのが一番手っ取り早いです。

ところが、四条通の悪名高い拡張工事がされてからは、タクシーの流れが変わり、いつもですとすぐにゲットできるタクシーがなかな掴めません。

 

四条河原町の交差点近くに微妙なタクシー乗り場がある事にはあります。

しかし、このタクシー乗り場しばらく見ていますと、タクシーを利用しようとする人は、この乗り場にタクシーが到着する手前、四条河原町の交差点の横断歩道のところでタクシーを止めてしまいます。

何のために、このタクシー乗り場があるのかわからないといった状況です。

以前は四条小橋から高瀬川にかけて多くのタクシーが止まっていて、すぐにゲットできたのですが、これは少し気を付けなければといったところです。

 

さて、午前の時間を利用して向かったのは南禅寺です。

ここですと、隣に永観堂と紅葉はしっかり堪能できます。

 

南禅寺山門前は、言葉の違う人たちで溢れていました。

彼らは、朝早くから活動するようです。

 

我々の文化と違いますから、ここと決めたらカメラやビデオを構えてチョットやそっとでは動きません。

山門全景の写真はあきらめ、山門の下でチョロチョロです。

以前は特別公開時期の山門拝観でしたが、現在は通常でも公開しているのでしょうか、拝観客が門の上にいっぱいです。

 

南禅寺の庭は四季を通して意外と見ごたえがあります。

紅葉も綺麗に色づいていました。

 

いつもですと水路閣辺りまで行きますが、今回は山門付近から永観堂へと移動しました。

寺院の庭に、ごっつい水路閣があるのは不思議ですね。

明治政府の嫌味でしょうかね。

 

それでも琵琶湖疎水はこの水路閣をとおり隣の学校との間を結構な勢いで流れ出てきています。

比叡山の観光道路を通ると、琵琶湖と京都の高低差が一望できる展望所があります。

じかに見ると、確かにすごい高低差ですが、この差を利用して京都に水を引こうなどと、昔の人は目の付け所が違うようです。

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近江八幡 終わり 旧家

2018年02月07日 | 日記

近江八幡の旅も終わりに近づいてきました。

旧市街地には、豪商とよばれる近江商人の旧家が立ち並んでいます。

この街並みが、現代人の目には大変懐かしい郷愁感を与え、昔を偲ぶ観光スポットとなるのでしょう。

しかし、一方で見方を変えると、ここまでの豪商に上り詰めるには、そこに働く多くの人々の苦労もあったのだろうと思ってしまいます。

現在までに残されているのは、どちらかというと、商人として成功し贅の限りをつくした名残に思えます。

ただ、歴史博物館には、当時の生活様式が伺える日常生活の道具等も同時に展示されています。

が、私たちの年齢からすると、珍しいものではなく、「あぁ、そういえばあったな」といった道具類が多いようです。

しかし、部屋に一歩踏み入れると、やっぱりどこか違いますね。

凡人の生活環境には縁のなさそうなものが数多くあります。

旧西川家住宅は、撮影禁止のため住宅の入り口までの写真になります。

ここまでは、入場券を持たなくとも入ってこられます。

家の中は、やはり歴史館とはちがい、かなり贅沢な作りの家屋、庭、調度品が展示されています。

 

今回、近江八幡には、5時間程度見学していたのですが、気になっていたところは見られずじまいでした。

近江八幡は昔風の建築物が多く、いわゆる伝統的建物群保存地区のような形をとっていると思っていますが、凄いのはその建物を現在も現役で使われているはずなのです。

 

この建物を幾つか、見学したかったのですが、時間の関係で望みかなわずで終わってしまいました。

今回の近江八幡はここまで、次の機会があれば今度は是非建物を幾つか見学したいものです。

 

ここから、一路京都へ向かうわけですが、近江八幡の旅の一番最初に書いた笑い話の事、覚えていますか。

私たちの旅は、いつも観光タクシーを使うことがほとんどです。

なので、荷物を持ち歩く事などないわけです。

ところが、今回は電車での移動、一番最初にコインロッカーに荷物を預けた事をすっかり忘れていました。

何の違和感もなく、切符を買って改札をと向かったところで、連れの一人が「あら?荷物は?」と・・・

危うく、荷物を近江八幡に置いて、電車に乗るところでした。

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