三月も中旬となり、卒業式の声があちらこちらから聞こえる季節になってきた。
季節のうつろいは少し遅いようであるが自然の営みである、いずれ帳尻は合わされるであろう。
春夏秋冬、いずれの季節でも四条大橋や三条大橋から眺める鴨川の風情がとても好きである。
日中は人通りが多いため雑踏に紛れる感じもあるが、早朝の静かな時間の鴨川はとてもよい。
たまたま常宿が四条大橋のすぐ傍であるので、夜明けとともに鴨川を眺めている事が多い。
三月も中旬となり、卒業式の声があちらこちらから聞こえる季節になってきた。
季節のうつろいは少し遅いようであるが自然の営みである、いずれ帳尻は合わされるであろう。
春夏秋冬、いずれの季節でも四条大橋や三条大橋から眺める鴨川の風情がとても好きである。
日中は人通りが多いため雑踏に紛れる感じもあるが、早朝の静かな時間の鴨川はとてもよい。
たまたま常宿が四条大橋のすぐ傍であるので、夜明けとともに鴨川を眺めている事が多い。
未曾有の震災から一年、昨日のTVは特番で埋め尽くされたようである。
依然として進まぬ災害地の復旧、本当に気の毒なことである。
少しTVの討論会もどきをワッチしてみたが、無策だらけのなんとも情けないものである。
流れる情報は過去の現状ばかりでなぜ復旧が進まないのか等、本質を問う討論をしている局がひとつもないのには驚いた。
リーダなきこの国は震災の復旧も含め、いまどこへ向かおうとしているのだろうか。
黙祷のなかで、手持ちの二枚が浮かんだ。
京都は豆腐の本場?とか。
それもあってか、湯豆腐を暖簾にするお店も多く、観光であちらこちらと歩いていると、結構この湯豆腐の文字を目にする。
こちらは嵐山で湯豆腐を看板にする嵯峨野だが、他の店と比較するとかなり大きな店構えである。
何気なく道を歩いていても、つい目にとまってしまうほど建物のデザインがいい。
あまりデザインがいいと、裏腹にお味の方が心配になる。
店内にはカウンター席や座敷もあるが、繁忙期でもない限り食事をするのは奥にあるはなれ屋のようである。
店内に入ると、まっすぐに離れへの通路があり、ちょっとしたお庭がある。
湯豆腐はこのお庭を眺めながら食べられる。
湯豆腐のセットを注文すると、よくもまぁこんなに造れるものだと感心するほどの、豆腐の料理が並ぶ。
肝心のお味はというと、味覚は個人差があるのでどうこう評価できないが、育った時代が時代なので化学調味料漬けの味ではなく、一応本物の味は知っているつもりなのだが、まぁ可もなく不可もなく一般的といったところだと思う。
また、個室でも頼まなければ、外見から想像しうる風情を味わうことは難しそうである。
このところ収まりましたが、一時期NHKBSで伊藤若冲の特集を組んでいたことがありました。
若冲の絵は真に繊細で、その観察力に驚かされます。
その持てる才能は、若冲が生きた時代には余りにも早すぎ、理解されなかったようです。
さて、そんな若冲が草庵を営み、石仏で五百羅漢を造ったといわれる石峰寺を訪ねてみました。
時期は春というにはには少し早いちょうど今頃でした。
石峰寺は伏見稲荷大社の近く、結構な高台にありました。
中国風の山門に立つと、市街地が見下ろせます。
伽藍自体は大きくはありません。ほとんど方は石仏がお目当てと思われます。
本堂の裏山に入って行くと、竹林のなかに釈迦の誕生から涅槃までを描いた石仏が並びます。
ここは撮影のための三脚使用が許されているようで、数人の方が三脚を使い石仏を撮っていました。
石仏が置かれて範囲はそう広い範囲ではありませんので、さらっと見るだけではあまり時間をかけなくとも回ることができるようです。
3月の声とともに急に気温が上がりました。
こちらでも道路の雪解けが進みます。
でも、またすぐに冬の寒さに戻るようですが、これからは三寒四温で春に向かうのでしょう。
写真は北野天満宮の桜の模様、数年前孫娘の13参りに行った時に撮ったものです。
ニュースでは、今年は梅の開花が遅れているようです。
しかし自然の営みは、その時期を大きく外れることが少ないので、さてさてどうなりますか。