本年はここまで・・・・・

2011年12月30日 | 日記

今年も残すところわずかとなりました。

 

気象予報士泣かせの天気、年末年始の予想も揺れに揺れています。

 

こちらは年末にかけ大荒れ、本日は少しおさまっていますが、また荒れ模様の予想。

 

果たして、どんな天気で明けますでしょうか。

 

ここまでのお付き合いありがとうございます。

 

本年はここまでです。

 

 

知恩院の梵鐘、夏は手持ち無沙汰。出番はあした!!

 

 

 

 

昨年の晦日から元旦にかけ、京都は珍しく雪の正月を迎えたようでしたが。さて今年はどうなりますか。

 

 

 

 

払えきれない煩悩に悩みながらも、1年が終わろうとしています。

 

般若心経のなかにも説かれている眼、耳、鼻、舌、身、意は、六根と呼ばれ、人間がもつ108の煩悩の基となっているようである。

 

六根それぞれに人間が持つとされる三つ感情、好(すき)、悪(嫌い)、平(どちらでもない)、をかけると18の煩悩となり、さらにこの18の煩悩には、浄(きれい)、染(きたない)の二種があるとされ、これをかけると36の煩悩となる。

 

この36の煩悩に過去、現在、未来の三つの時間をかけると108の煩悩が生まれる、ということらしい。

 

除夜の108の鐘、大晦日は107つ、明けて108つめが撞かさるという。昨年の「ゆく年くる年」は、たまたま知恩院からの中継であった。

 

確かに108つめは年が明けると同時であった。

 

皆様 よい お年をお迎えください。

 

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観光寺院じゃないけれど 立本寺

2011年12月29日 | 日記

千本通を北に上がっている時、たまたま立本寺の山門が目に入り寄ってみた。

 

 

日蓮宗のお寺であるが、いわゆる観光寺院ではない。

 

まして12月、人の気配はほとんどない。

 

本堂前に蓮鉢がたくさん置かれているのを見ると、蓮の寺とも思える。

 

 

 

京都市街でも観光寺院が立ち並ぶ地域と比べると、この辺りの空気はどこか違うものを肌で感じる。

 

 

そうそう、たしかこの近くは昭和33年まで存在した遊郭五番町があったと思うのだが、勘違いなら勘弁を。

 

境内を眺めると、緑の季節は地域の人の憩いの場所、公園にちかい存在かなと思える。

 

Webで検索してみると、住職の一口説法が掲載されていた。

 

まっこと、小生と同じ感覚であったので一部引用掲載しておこう。

 

 

>世の中を悪くしているのは若者じゃない!大人が悪い!
>
信仰心のなさ、嫌になれば離婚する身勝手さ、自分だけが良ければいいという無責任さ、これでは世の中は少しも良くなりません。
>
すべての人が自分の行動に責任をもち、合掌の心を忘れずに生活する・・・こうあって欲しいものです。子供は親の姿を見ています。

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秋模様リターンズ 安楽寺

2011年12月26日 | 日記

安楽寺は法然の弟子である住蓮、安楽が開いた念仏道場が由来のようである。

 

建永の法難で法然は讃岐へ、親鸞は越後へ流罪となるが、この要因となったのが後鳥羽上皇のお気に入り

松虫、鈴虫が、ここ安楽寺で出家した事にあるといわれている。

 

 

 

 

 

 

725日のかぼちゃ供養で知られているが、当方としてはこの時期にはなかなか足を運ぶことができない。

 

法然院のすぐ隣になるが、特別拝観日以外は拝観できない。

 

今回も山門の風景を楽しむだけである。

 

これだけの散り紅葉の景色は久方振りであった。

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大根焚きにはちょと遅かりし 千本釈迦堂

2011年12月25日 | 日記

12月は大根焚きで知られる大報恩寺、通称千本釈迦堂です。

 

惜しくも訪れたのは12日、もう少し早ければ大根焚きを経験できたのですが、そううまくはいきません。

 

 

 

大きな年中行事も終えた釈迦堂には、あまり人影はありません。

 

静かに見て回ることができます。

 

こういう状況での拝観が一番望ましいですね。

 

まぁ、そのためにはやはり門が開くころの早い時間に行かなければなりませんね。

 

応仁の乱でも焼けず、京都市街地で現存最古といわれる本堂、国宝に指定されています。

 

 

 

本堂のなかには、応仁の乱の時の刀傷などが残っています。

 

建物自体はかなりしっかりしたもののようです。

 

境内には本堂建築にまつわる「おかめ伝説」から、おかめ像が建っています。

 

 

また、本堂のなかにも、おかめさんの人形がいっぱい飾られています。

 

本堂から少し離れて宝物館が建てられていますが、今回初めてここに収められている仏像を拝観しました。

 

優品が多いと聞き及んでいました、その彫刻美は絶賛ものです。

 

撮影禁止ですので写真はありませんが、まだ見られていない方には見られる事をお勧めします。

 

上京区の近辺には、このように古い建物やいわれのある寺院が多くあるようです。

 

今回は寺町や上京を中心に散策しましたが、市近郊の雰囲気とは違う一種独特の風を感じました。

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秋模様リターンズ 法然院

2011年12月24日 | 日記

今秋のポスタリゼーション風景はすでにアップ済みですが、ここからはフイルタのかけていない風景を幾つかお付き合い願います。

 

法然院はその名のごとく、鎌倉初期法然上人が鹿ケ谷の草庵にて、弟子の住蓮、安楽とともに六時礼賛を行ったのが由来されています。

 

哲学の道の傍にありますが、哲学の道に多くの観光客で賑わう春、秋でも意外と参拝客の姿は多くありません。

 

しかし訪れた人は皆、異口同音に法然院山門の風景はすばらしいといいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

静けさが漂う長めの参道は、歩くほどに法然院の魅力を増幅するようです。

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