光明院Ⅱ

2016年01月23日 | 日記

前回でも書いたが、重森三玲作庭といわれても、正直あまり期待はしていなかったのだが、ここ光明院の「波心の庭」はとても心に残る庭である。

寺院自体は、本堂・書院・茶室といった建造物から構成されているようである。

これらの建物は、庭を囲むように建てられている。

そのため、どの建物からも庭を見る事ができる。

茶室から見る庭。

本堂から見る庭。

そして意外なのが、書院から見る庭である。

吉野窓と呼ばれる丸窓を通して庭を見る事ができるが、窓に組み込まれた格子が実にいい働きをしている。

ただの丸窓では、ここまで庭の魅力を引き出すことはできないであろう。

書院のガラス窓越しに見える庭もなかなかいいものである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光明院 1

2016年01月05日 | 日記

2016年の最初は、東福寺塔頭の光明院。

塔頭であるが、東福寺境内から少し離れているため、境外塔頭となっている。

この寺院の売りは、重森三玲作庭の波心の庭である。

 庭の良し悪しが分かるほどの技量は持ち合わせていないのだが、三玲作庭で同じ石を使った庭で東福寺本坊庭園のよさが凡人の私にはよく分からない。

 だが光明院の庭は、見た瞬間に「ドキッ」とするものがある。

それだけインパクト強いのだろう。

 

今回は晩秋から初冬の時期であるが、四季を通してどのような顔を見せるのだろうか。

光明院の拝観は、受付の窓口等はなく、竹筒に志納料を入れるようになっている紳士協定である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする