日光 大猷院2

2018年03月21日 | 日記

前回に続き大猷院ですが、二天門から少々長めの石段を上ると、石段の休憩用でしょうか踊り場のようなスペースがあります。

 

ここから下を見ると結構な高さを登ってきているようです。

一息入れて残りの石段を登ります。

石段の先は夜叉門です。

一般的にみる燈籠は石造りが多く、現にこの大猷院でも二天門からの石段踊り場から見える燈籠は石造りです。

ですが、夜叉門前の石段横には銅で作られた灯籠が立ち並びます。

 

通常あまり目にするものではなく、重厚な印象は受けるのですが、私はそれにも増して重苦しい感じを受けました。

夜叉門の奥には家光を祀る本殿があり、この夜叉門前後の四体の夜叉が守りを固めています。

この四体の夜叉は青、赤、緑、白で彩色されいますので、見た目にはとても綺麗です。

あまりにも綺麗な彩色なので、定期的に彩色のメンテがされているのかなと思っています。

パンフを読むと説明されているかも知れませんが、既成概念が先行しないように、いつも如く最初にパンフは見ない事にしていますので。

 

じっくりと見ていると、この夜叉門だけでも結構な時間になります。

大急ぎで本殿へと、本殿では参拝客のタイミングに合わせて禅宗でいうところの雲水のような方が説明をされていました。

 

説明の中身は一辺倒ですが、その中で破魔矢の飾り方について説明をしていました。

破魔矢は矢の先を上に向けて飾るのだそうです???

???は、破魔矢の飾りは羽の方に付いているため、殆どの方は、矢の先を下に向ける飾り方になるのではないでしょうか。

 

神社でも破魔矢の飾りは羽の方についています。???

 

本殿はお寺ですと云っていましたが・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

番外 日光 大猷院1

2018年03月19日 | 日記

相変わらずの気まぐれ更新ですが、3も中旬になると北国といえどもそれなりに春らしくなるものです。

昨年日光を訪れた時のブログは東照宮だけで終わっていましたが、暇にかまけて今回は日光輪王寺の大猷院(だいゆういん)です。

日光というと、言うに及ばず東照宮となりますが、この他にも大きな寺院が幾つか建てられています。

大猷院は三代将軍家光の廟所ですが、これがまた微妙な感覚にとらわれるところなのです。

最初の門は仁王門になっています。

日光の開山は勝道上人といわれてますが、ここで分からないのです。

何がといいますが、宗派が分からないのです。

東照宮は家康が神として祀られています。ん、とすると神道か?

で、輪王寺は仁王門?? と、なるのです。

そこで、勝道上人って何者、これが詳しくわからない。

天台っぽいし、真言っぽいし??がたくさん付きます。

ただ、日光そのものはどうも神仏習合であるのは否めないようです。

それはともかく、この仁王門とても形がいいです。

遠目にみても目を引き付ける魅力は十分です。

ここの仁王様、怖さがなくなんとなくひょうきんに見えてしまうのですが・・・

小振りな石段を上がり、仁王門を抜けると、やや大きめの石段があり、そこを登りきると、今度は二天門になります。

二天門ですから、守っているのは持国天と広目天の二天です。

この門が日光では一番大きな門になります。

ですが、今回は工事中でテントの中ですね。

禅寺ですと山門となるのでしょうが、そうではないので二天門の言い方で正解でしょうか。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする