今日は、市議会経済建設常任委員会の委員協議会が開催され、「函館市交通事業経営ビジョン」の再改訂素案について質疑を行いました。「ビジョン」は交通事業の安定した経営を目的として、2017年(平成29年)から2026年(令和8年)を計画年として、2017年3月に策定されました。
途中、2023年(令和5年)3月に(年度で言えば令和4年度ということになりますが)、新型コロナウイルス感染症の影響で大幅な減収となったことから、中間見直し=改訂を行いました。
今日の質疑でも、前の見直しが令和4年度(実際は1年前)だったとしたら、すでにコロナの影響を受けていたとしても、一定程度見通せる時期だったのではないか、同じ理由で再改訂しなければならないのは、見通しに正確さを欠いているのではないか。今回の再改訂でも同じ理由を原因としているが、時期・時間によっては電停から道路まで利用客が溢れているなど、観光客がコロナ以前に回復しているように見えるが、今年4月、5月の利用状況はどうなっているのか。市電の料金改定の根拠や利用促進策の進め方などについての考え方が議論となりました。
今年の利用客数については、コロナ以前と比較して、4月が95%、5月が90%と、まだ回復に至っていないとの状況について答弁がありましたが、人員的には回復してきていると考えても良いと思います。
市電の料金改定については、令和7年12月に40円値上げし、定期券の見直しなど他の利用促進策についても同時期に行うという考えが示されていますが、今後の取り組み状況などを見ていく必要があります。
私は、路線の延伸やライトレールなど近代化?の考え方などについても質問しました。もう少し自分の整理も必要だと感じました。
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