いたちゃんの『なるほど通信』

函館市議会議員・板倉一幸が市政とまちの「なるほど」をお伝えしていきます。

いろんな思いの1ヶ月。「あさこはうす」にも行きました。大間町からもお客さんが来ました。

2011-09-30 23:50:42 | Weblog
 3週間。毎日、その日の出来事をお伝えしなければ、との思いを胸に秘めながら、しかし現実は一日の時間の経過に体が言うことを聞かず、延び延びとなっていく毎日に、なんとなく「年」を感じて、嫌な時間を過ごしてきました。
 出来事も時間が経てば「ニュース」でなくなってしまいますね。通信係としては失格です。気がつけば(と言っても日と時間で仕事をしているのですから、気がつかないはずはないのですが)9月も今日で終わり。今年もあと3ヶ月となりました。先日、書店の店頭に来年の手帳が並んでいるのを見かけました。
 今月は、前にお伝えしましたとおり、市議会定例会が開会中でしたから、ほぼ1ヶ月、議会の公務に携わってきました。その間も、初めて参加する行事などを含めていろいろありました。
 13日には、函館地区の洋菓子のパテシェ・経営者の皆さんでつくる協会の創立50周年祝賀会があり出席しました。残念ながらケーキはありませんでした。14日には函館中部高校の同窓会があり、高校卒業以来お会いしていなかった1年生の時の担任の先生にお会いし、懐かしい思いよりも米寿間近にもかかわらずお元気な姿に驚きました。
 23日には、逢坂誠二衆議院議員の政経セミナーに参加し、来賓・講師として来函いただいた片山善博前総務大臣のお話をお聞きしました。地域主権改革や地方財政問題など、地方議員の私たちにとっては参考となるお話をお聞きしましたが、国や国会議員にもしっかりしてもらわなければとの思いも、これまで以上に同時にわき起こりました。
 24日には、津軽海峡フェリーで対岸・青森県下北半島に渡り、大間町の大間原発建設地(工事中断中)、むつ市の使用済燃料中間貯蔵施設建設地(工事中断中)、東通村の東北電力東通原発(現在停止中)、六ヶ所村の日本源燃の建設中の再処理工場や加工工場、低レベル・高レベルの核廃棄物埋蔵・貯蔵センターなど、原発・核通りを視察してきました。
 写真は、大間原発炉心に近く、原発建設反対の砦ともいえる、ご存じの「あさこはうす」で現地の方に説明を受けた時のものです。函館市議会で、大間原発建設の無期限凍結を求める意見書を可決したことを、地元の大間町民の皆さんがどう受け止めているのかをお聞きしましたが、新聞で知っている程度で特段の動きがないとのことで、地元の難しさを垣間見るような気がしました。
 その大間町の議会議員の皆さんが29日に函館市議会にお出でになりました。大間-函館間のフェリーの存続に函館市の財政支援を求めるとの趣旨ですが、フェリーの新造船に関わる経費を原発の固定資産税や交付金に頼っている町の実態から、函館市の無期限凍結の態度に不安を持っていることが窺われました。
 29日で定例会も終わりました。議員の質問を聞きながら、もう一歩突っ込んでとの思いがあり、ちょっとイライラの時を過ごすこともありました。
 明日は10月1日。国宝「中空土偶」を展示する「縄文文化交流センター」の竣工・開館セレモニーがあり、出席します。市民や観光客の皆さんの交通手段の手薄さが気にかかります。早急に解決していかなければなりません。
 10月は、毎週のように出張がありますが、9月のようなことがないように頑張ります。よ・ろ・し・く…。
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