地域力が試されています。

　旧棒二森屋跡の再開発事業の計画案が見直し＝組合認可申請の延期＝着工の遅れについて、市議会で一般質問したことはお伝えしましたが、加えて美原のイトーヨーカドー閉店後の新施設開業が年末まで遅れると発表され、同じく閉店した梁川町のテーオーデパートも開業の見通しが立たない状態にあることが明らかになりました。
　新幹線の函館駅乗入れは活性化の起爆剤になるでしょうが、その前に函館の商業も地域経済も死んでしまわないでしょうか。これまでも再三申し上げているのですが、まちの将来を描くのも決定するのも、市民の声・考えを尊重した上で、理解を求めながら進めるのは行政の責任です。そして、それをいつやるのかです。林先生の「今でしょ！」ではありません。「今でも遅すぎるのです」と思います。
　商業施設、交流施設でも、地域に力があるのかが問われ、ないと判断されれば、新しい事業は進出してきません。