いたちゃんの『なるほど通信』

函館市議会議員・板倉一幸が市政とまちの「なるほど」をお伝えしていきます。

函病にも「ダヴィンチ」が導入されたのですね。

2022-09-30 23:12:10 | Weblog

 市立函館病院でも手術支援ロボット「ダヴィンチ」が導入され、今月初めに初めての手術が行われたそうですね。以前から、導入を希望していましたが、予算上のこともあり簡単にいかないと思っていましたので、素直に喜んでいます。1台以前なら3億円と言われていましたが、今ならもっとするでしょう。しかし、数億円に値する機械です。
 私も昨年、五稜郭病院で前立腺がんの切除手術を行いました。健康診断でPSAの数値が高く、函病で再検査を受けて治療することになりましたが、函病では放射線やホルモン療法以外で切除手術となると開腹手術になるということで、ドクターもロボット手術の受けられる五病を紹介するとなり、五病で手術を受けました。
 開腹手術を経験していないので、もちろん比較はできませんが、腹部に1.5センチ程度の穴を6個所開け、そこにロボットのアーム4本と血抜きの管などを挿入して、執刀医がモニターを見ながらアームを動かしながら手術を行いますから、お腹を切って見えないところにある前立腺を切除するより、患者の負担も執刀医の負担も少なく、安全性が格段に上がる方法だと思います。
 他の部位の手術でも同様だと思います。函病には6月に導入されたということを承知していなかったため、いつか議会などで導入を要望したいと思っていたところですから、事前に分かったことと、導入されたことを嬉しく思いました。
 五病では歴史も長く症例も多くありますから、今後は函病でも症例を重ねて技術力を高めていって欲しいと思います。

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