いたちゃんの『なるほど通信』

函館市議会議員・板倉一幸が市政とまちの「なるほど」をお伝えしていきます。

北海道の口取りです。

2013-12-30 22:35:57 | Weblog
 今年も残り2日。と言うか、この時間ならあと1日と言うべきでしょう。皆さんも、お正月を迎える準備に大忙しでしょう。そろそろお節料理の仕込みに入ろうかと考えていらっしゃることでしょう。
 正月料理と言えば、お節料理ですが、お節料理の基本は、祝い肴三種と煮しめ、酢の物、焼き物で、祝い肴三種は三つ肴または口取りと呼ばれ、関東では黒豆、数の子、ごまめ(田作り)の三種を、関西では黒豆、数の子、たたきごぼうの三種だそうです。
 北海道も関東と同じ物が入りますが、北海道独特の文化として、お節料理(口取り肴)に模した菓子として、鯛や海老、松竹梅などを模した和菓子を口取りと言って、大晦日から正月に食べます。白あんをもちいた練り切りや羊羹などで、子ども心にも美味しいと、忘れられない味で、正月が来るのが楽しみでもありました。でも北海道独特のものだったのですね。
 今は、製パン会社や菓子店などで作られていて、いろいろなものがあります。写真は、道内大手製パン会社のもので、鯛、海老、羊羹のほかに、今年の干支の巳と来年の干支の午が入っています。
 果たして、今の子どもたちは、喜んで食べるのでしょうか…?明日は大晦日ですね。
 
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