新年度予算の説明を受けました。０．４％の増です。

　既に新聞で報道されていますが、昨日、平成２５年度の函館市各会計予算案の概要が発表されました。発表に先立って、市長から各会派への説明が行われました。以前は、会派ごとに時間を分けて説明していましたが、今は、時間の節減もあるのでしょうが、議員の数も少なくなりましたから、大きな会議室に議員全員を集めて行われます。
　そして、これは全くの予断ですが、以前はケーキにコーヒーまで出ていました。執行機関と議会の関係を現しているのか、裕福だったのか、おおらかだったのか分かりませんが…。今はもちろん、何もありません。お茶は出ますが。
　写真は、説明会に出席した執行機関の皆さんです。立ち上がっているのは工藤市長。その両脇に中林副市長と片岡副市長。山本教育長、秋田企業局長、吉川病院局長、大竹財務部長と並んでいます（着席順ではありません）。
　函館市の新年度予算案は、一般会計が１２９６億９５００万円で、前年度比３．３％増、特別会計が８３９億９５００万円で３．４％減、企業会計が４２１億２００万円で０．４％減で、全体予算は合計で２５５７億９２００万円で０．４％増となっています。
　詳しい内容は、重要な施策毎に今後お知らせしていきますが、一般会計の伸びは、国債水産・海洋総合研究センターの建設工事に３７億３０００万円を計上するなど、普通建設事業費の伸びが大きな要因となっています。
　また、これは新年度予算ではありませんが、今月末からの第１回定例会には、国の緊急経済対策による公共事業の前倒しで２０億円の補正が組まれることになっています。緊急経済対策は必要なのですが、公共事業いわゆる建設事業などで良いのか、市中＝庶民に金が回るのか、企業の内部留保にとどまってしまうのか、自治体負担と自治体財政は大丈夫かなど、不安と不信が渦巻きます（＠＠）しっかりした議論が必要ですね。