情報弱者への対応が急務です。

　新型コロナウイルスワクチン接種の受付で、電話が繋がらない、ネットが繋がらない、それなら病院や接種会場に直接押しかけようの行列など、大混乱しました。
　もちろん函館市でも同様でした。次の申込み日は、来週の月曜日２４日です。また混乱するだろうとの声が、各方面から聞かれます。テレビを付ければどの時間も、どのチャンネルも「コロナ」の話ばっかりなのですから、高齢者の皆さんに急ぐな、慌てるなと言っても無駄です。とにかく早く接種したい気持ちを抑えることができないのは人間の性ですから。
　でも、それよりも深刻なのは、新聞を取ってない、もちろんネットなど何のことか分からない高齢者の皆さんは、どうしたら良いのかさえ分からないのです。そういう高齢者が多くいて、それにどう取り組んでいくのかを考え、情報を提供することを早急に行っていく必要があります。
　私の周りでも、あるいはお話を伺う方でも、いつ受け付けるのか、詳しい情報が受けられないという方々がたくさんいらっしゃいます。摂取率の上昇ばかりに気を取られて、情報弱者（こういう言葉－「〇〇弱者」－はあまり好きではないのですが）と言われる方々への対応をしっかり取らなければなりません。