今日から、平成２５年第１回定例会が始まりました。

　寒気もゆるみ、少しホッとしています。気がつけば、２月も今日で終わり。明日から３月なんですね。おかげで道路はザクザク、ぬかるみだらけ。脱出不能かと思わせる場面もありました。
　そして、今日から、平成２５年市議会第１回定例会が始まりました。３月２５日までの２６日間の日程です。今日の本会議では、工藤市長の市政執行方針と山本教育長の教育行政執行方針の演説があり、提出された各議案の提案説明がありました。
　市政執行方針は長いですし、新聞にも掲載されますから、ここでは紹介しませんが、はじめの部分と重点目標だけ抜き出してご紹介しましょう。『…私は、長らく停滞を続けている函館を再生するためには、斬新かつ大胆な発想で、新たな政策を打ち出していく必要があると考え、市長就任以来、「函館の明日を変える」という気概を持ち、経済の再生、財政の再建を最優先の課題として、各般の施策に取り組んでまいりました。…本年は、市民の皆様にまちづくりの成果がはっきりと目に見え、手応えを実感していただける年となるよう、これまでの取り組みをさらに加速させていくとともに、本市の有する資源、財産を生かしながら、あらゆる発展可能性を追求し、函館のまちの再生に向け、市政運営に精魂を傾ける決意であります。…』と述べ、①函館の経済を再生する、②函館市の財政を再建する、③日本一の福祉都市をめざす、④子どもたちと若者の未来を拓く、⑤市民が誇れる美しいまちをつくる、の５点を重点目標に掲げました。
　気概と意気込みは感じます（強烈すぎると誰も制止できなくなりますよ）し結構なことだとは思いますが、痒いところと痛いところ、辛いところにも同じように強い目配せが必要だと思います。
　市長の持論＝まずは経済の再生は同感ですが、セーフティネットがしっかりしていなければ、ついて行けない多くの人たちがいることを忘れないようにしなければなりません。
　一般会計１２９６億９５００万円、特別会計８３９億９４８６万８千円、企業会計４２１億１８１万５千円、合計２５５７億９１６８万３千円の新年度予算、市民の皆様の役に立つ施策・予算となるよう、議会での議論が重要です。
　私は、副議長の立場で、質問に立ち論戦を戦わせることができませんが、今年の５月が改選期となります。もう少しですから、議員の皆さんの議論も聞きながら、自分なりの議論の作戦を練って行きたいと考えています。