一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

798  骨董市あてなく覗く師走かな  となみ

2012年12月20日 | 

 

師走の骨董市と言えば、12月15,16日の世田谷の「ボロ市」を思い出す。世田谷ボロ市は、天正6年(1578年)に小田原城主北条氏政がこの地に楽市を開いたのが始まりで、世田谷を代表する伝統行事として、400年以上の歴史を有している。

最初は古着や古道具などを持ち寄ったことから「ボロ市」という名前がついたとされているが、現在では骨董品、日用雑貨、古本や中古ゲームソフトを売る露天もあり、代官屋敷のあるボロ市通りを中心に、約700の露天が所狭しと並び、毎年多くの人々で賑う。

 師走と言えば、忙しい素振りするのが普通だが、作者は閑で退屈している。師が走るどころか、ボロ市をあてもなくうろうろ歩いているのである。

 


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2 コメント

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ぼろ市 (縄文人)
2012-12-20 07:40:58
仕事先の同僚が
「うちのカアチャン、世田谷のぼろ市に出かけた・・・・。女友達3人と・・」
「きっと、暇しているから物見遊山でしょう・・・」
こんな会話が聞くとはなしに耳に・・・・・。

  ☆ ぼろ市や 行って来たよと 聞きかじり
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活力 (issyo k)
2012-12-21 11:17:48
縄文人さま

奥様は、体力・気力が充満しておられるようですね。

私は、最近の中高年女性の活力には、いつも感心させられております。


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