プリミティヴクール

シーカヤック海洋冒険家で、アイランドストリーム代表である、平田 毅(ひらた つよし)のブログ。海、自然、旅の話満載。

バサースト

2011-01-22 09:17:11 | インポート
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 (お知らせ:アースデイ・イベント、南紀田辺湾・神島でのシーカヤック・エコ活動が4月24日に催行決定。詳細はこちら。http://homepage3.nifty.com/creole/kasimasoujitour.htm

 さて、こう寒いと南の方への憧憬が湧きあがってきますが、去年冬のカヤックトリップで行った南半球・タスマニアのことをふと思い出しました。
 近場を漕いでると遠くのことを想い、遠い異国を漕ぐと近所を思い出すというのも人間の感情ってやつ。心の中にそういうタンクみたいなものがある。
 いわゆるひとつのプラネット感覚。

 レンタカー借りて北海道の8割ほどの面積の島の外周をグルーっと回ってあちこちでカヤック&トレッキング&釣り・・・、とバタバタ動き回ったのですが、島の南西部の4分の1は道がない完全ウィルダネス。ほんとならそこを2カ月ほどかけてじっくり漕げれば理想ですがさすがにそうもいかないのでブッシュパイロットに案内してもらい、空からダーっとフィールドリサーチして脳内カヤッキングしました。

 ここ、カヤック&トレッキングでいつか旅したい。人生短し。

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 入り組んだ海岸線。おいしそうな入り江や小島が無数にある。

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 野性のおごそかさ、畏怖を感じさせる海岸線。質問:沖からカヤックを漕いできたとして、あなたならどこに上陸しますか?

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 こんな感じで助手席に乗り、飛ぶ。めちゃ迫力あり、なかなかの脳内カヤッキングができた。

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 このジャングルをくねる川とかも、ひじょうにそそられる。

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 漕いでて荒れてきても逃げ場のない海岸線。

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 こんなやつで案内してもらう。

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 こういう感じも、そそるなあー。

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 海跡湖、深い入り江、外海という淫靡な取り合わせ

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 ほんとは日本にはこういう所、たくさんあっただろうけれど、戦後ことごとく埋め立てられてしまった。和歌山でいうと下津~初島とかってこんな感じだったろうね。
 
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 カヤックだけでなく、こういう地帯を10日くらいかけて歩く「ポート・デイビー・トラック」ってのもある。ところどころでブッシュパイロットが食糧などを空から落としてくれるサービスもあるそうだ。

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 このエリアを1週間ほどかけてカヤッキングする地元ガイドのツアーがあって、料金20万円ほどで参加できる。うーんと悩んだすえに決心して電話すると、「満席です」のことだった。実際、けっこう人気があるらしい。そんなくらい金出しても充分価値があるだろうし、また払う人は世界中にたくさんいる。おれもそんなツアーを催行したいぜと思うのであった。


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