プリミティヴクール

シーカヤック海洋冒険家で、アイランドストリーム代表である、平田 毅(ひらた つよし)のブログ。海、自然、旅の話満載。

帰ってきました。

2007-03-12 17:57:04 | 東南アジアカヤックトリップ

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 こんにちは。お久しぶりです。先日、海外カヤックトリップ出張から帰ってきました。1月末にタイに入り、タイ南部はクラビー周辺の多島海で10日ほどフィールドリサーチした後、マレーシア経由でインドネシア・バリ島に飛び、そこからさらにバリ島の右横にあるロンボク島、スンバワ島、フローレス島、コモド島、リンチャ島と旅して3月頭に帰ってきました。

 上の写真は、今回の旅の片腕として活躍したフォールディング(折りたたみ)カヤックです。組み立てると写真のような立派なカヤックになりますが、折りたたむとバックパックとして背中に背負えるようにまでまとまります。もちろん飛行機やバス、フェリーなどでも運べますし、こいつが一台あると世界中の水辺が、まさにカヤックフィールドとして広がります。で、この写真のは、アルフェック社のアリュート430Tというやつです。ダイビングトリップやサーフィントリップという旅のスタイルはすっかり定着していて、「えええ??そんなところまで行っちゃうの????」というくらい辺境の僻地までフィールドとして開拓されていて、たとえばそれに関するDVDなど百花繚乱の感がありますが、その点カヤックトリップというスタイルはすっかり遅れを取っています。しかしカヤックこそ、この水の惑星「地球」の息吹をディープに体感することのできる、最良のトリップツールです。そもそもカヤックとは世界最強のネイチャートリップのツールなのです。

 まずカヤックトリップでは、普通のツーリストはおろか現地人すらも知らないような場所にバンバン行けるのが面白いです。サーフトリップやダイビングトリップと比して、カヤックトリップの場合、それよりも遥かに自由度が高いといえます。誰にも文句言われず、どこに向かおうと完全に個人の自由で、責任は全て己の腕にかかっている、という状況に身を置き続ける際の、ヒリヒリした自己信頼感がカヤックトリップの最大の醍醐味だといえます。

 ちょっとやばいくらいにブログをほっぱらかしにしていましたので、逆にしばらく今回のカヤックトリップについて書き綴っていこうと思います。

 またもちろん、アイランドストリームのツアー業務は通常通り再開しています。これから日本もいい時期になってきますので、ぜひ遊びにお越しください。ご興味がありましたらカヤック旅のお話などもさせていただきます。


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