







毎年恒例のお花見ツアーは、
4月2日(土)~6日(水)で開催予定していますが、
ちょうど満開予想と重なっていて、
絶好の桜花見カヤックが楽しめそうです。
迷路のような水路と、水際にしだれ掛かる桜はもちろん、
菜の花、カモの群れ、ヒバリの鳴き声、
コイの産卵時の豪快な水音、野を渡ってくる心地よい春風など、
五感をマッサージするような春特有の水辺の息吹を、
全身で味わうことのできるツアーです。
各日、まだご予約可能、
初心者でも参加可能ですので、みなさんぜひご参加くださいませ。
なお、ツアーの詳細は下記ページをご参照ください。
http://islandstream.la.coocan.jp/suigoutour.htm
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みなさまこんにちは。
アイランドストリーム代表の平田 つよしです。
いつもお世話になっています。
さて、寒い日が続きますが、
当店では春からのシーズンインに向けて
さまざまなツアーやイベントの企画を着々と進めています。
まずは春からのツアーやイベントのスケジュールについて
下記の通り、お伝えします。
いずれもご予約受付中です、どうぞご参加くださいませ。
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●定番ツアー
☆【湯浅湾シーカヤック&SUP ツアー 】
3月10日より、毎日開催
http://www.island-stream.com
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●イベント系
☆【3月11日(金) 高野山町石道ピーストレッキング 】
東日本大震災の犠牲者への哀悼の意を込めて、
祈りの聖地でる高野山への巡礼道をウォーク
http://islandstream.la.coocan.jp/kouyasan.html
☆【4月16日(土)〜17日(日) 「海のグレートジャーニー」イベント 】
「グレートジャーニー」の探検家、関野吉晴氏をお迎えし、
シーカヤックツーリング、お話会、映画上映会、対談などを楽しむ2日間
http://islandstream.la.coocan.jp/greatsea.html
☆【5月19日(木) 神島ゴミ調査&クリーンアップ活動 】
天然記念物の聖なる島・神島(かしま)にシーカヤックで渡ってエコ活動
http://islandstream.la.coocan.jp/kasimasoujitour.htm
☆【6月4日(土) フォールディングカヤック試乗会&ツーリング】
世界の水辺を旅のフィールドに変える、フォールディングカヤックのイベント
http://islandstream.la.coocan.jp/fold2022.html
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●ツアー/スクール系
☆【3月12日(土) シーカヤック・ナビゲーション講習 】
自分で海に出るには必須の、天候・海況の読み方、
地図・海図の読み方など、状況判断のための講座
http://islandstream.la.coocan.jp/navischool.html
☆【3月13日(日) 南紀・串本シーカヤックツアー 】
黒潮ブルーのエッセンスを心の奥底から感じるツアー
http://islandstream.la.coocan.jp/kusimototour.htm
☆【3月19日(土) 那智勝浦シーカヤックツアー 】
早い時期から、春ムードが濃密な海
洞窟や小島の多い、南紀きっての極上フィールド
http://islandstream.la.coocan.jp/nachitour.html
☆【3月20日(日) 南紀・荒船海岸シーカヤックツアー 】
真っ青な海の癒やしと
ロックガーデンの間をすり抜けるスリルを
http://islandstream.la.coocan.jp/arafune.html
☆【3月21日(土) パドリングスキル講習 】
フィールドに出るのに必要な
パドリングスキルを基礎から学びます
http://islandstream.la.coocan.jp/skillup.htm
☆【3月26日(日) 産湯海岸シーカヤックツアー 】
南国の気配も漂う、中紀の穴場フィールド
http://islandstream.la.coocan.jp/ubuyutour.htm
☆【近江八幡桜花見ツアー
4月2日(土)〜6日(水)の各日開催 】
春うららかな水辺の風情を楽しむツアー
http://islandstream.la.coocan.jp/suigoutour.htm
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毎年3月11日か、もしくはその前後に開催しています「高野山町石道ピーストレッキング」ですが、今年は3月11日(金)に行うことになりました。
このウォークイベントは、2011年3月11日に起こった東日本大震災による犠牲者の方々に哀悼の意を表すため、祈りの聖地である高野山までの道をふもとから歩いて巡礼しようという目的で、毎年行っています。
今年で11回目となります。
震災、そして原発事故も徐々に風化しつつあり、世の中の流れとして一昔前、二昔前の出来事のように色褪せてきている雰囲気もありますが、一方、自然災害という観点から見てみますと、先日のトンガの大噴火から昨今の日本各地でのやや強めの地震の頻発など、毎年なにがしかの脅威にさらされ続けています。もちろん台風の強大化による被害も見逃せませんね。今後もどこかでなんらかの災害が必ず起こることが予想されるでしょう。また、コロナのパンデミックも捉え方によっては自然災害とも言いうる事態です(自然を乱開発したがために元々奥地にいた野生生物と人間とが接近するようになって起こった人獣共通感染症)。
ひるがえって、3.11では自然災害だけでなく、原発事故という未曾有の事態を引き起こしました。これもまた、現代人の自然との付き合い方、そのあり方から起こったものだと言うことができるでしょう。
昨今、SDGsと絡めて環境問題が頻繁に取り沙汰されますが、やはり根本的に人と自然との付き合い方、そのあり方がより強く問われている時代のように感じられます。一人一人が、しっかりと向き合わなければいけない問題なのではないでしょうか? その面においては3.11のときよりもさらに、その必要性の色合いが濃くなっているように思えます。
と言っても忙しい日常、なかなかそんなことを考える余裕は、物理的にも心理的にもないことでしょう。
ですので、こんな機会に、そういうこともたまには考えてみませんか? という趣旨を持つのがこのウォークイベントでもあります。もちろん、顔をしかつめながらそんなことを議論して歩くわけではなく、基本は参加者同士が楽しく交流しつつ、普通のトレッキングとして世界遺産の道を歩くという一日となります。歩いている道中、まあちょっとはそういうことも考えてみましょう、というようなユルいニュアンスでしょうか?
イベント詳細は下記のページをご参照くださいませ。
http://islandstream.la.coocan.jp/kouyasan.html
昨年、大峰奥駈道を歩いて以来、ちょっと気になっていた玉置山に再度いってみた。ま、確認のためというか。
やはりここは、海と山のつながりが表現された、縄文文化直系の空間だとはっきりした。その象徴が一番上の写真。敷き詰められた白い玉石は熊野灘の海岸線から持ち寄られたやつで、海を表している。一方、奥の黒っぽく丸い岩は山のスピリットを意味している。両者の融合。
海と山は、水によって分かちがたくつながっていて、木はただ木として存在するのではなく、また魚はただ魚として存在するのでもない。空の鳥も、アリも、コケも、葉っぱの上に転がる朝露も、そしてニンゲンも、すべてがハーモニーをなしていて、過不足なく、音楽的なメロディを奏でている。そんな森羅万象のつながりが、このシンプル極まりないただの岩と石ころによって表現されているってわけ。それが縄文直系の世界観ってやつだけど、時空を超えてそのままで残されていてすごいなと思った。人新世といわれるこの時代、自然界が奏でるつながりの音楽性を感じることこそ、ほんとのエコロジー思想だと思う。
去年はけっこうブログ更新さぼってましたけど、今年はそこそこ頻繁に記事アップしていくことになるかと思います。ここ、気軽に好きなことをかけるし、いいんですよね。SNSとかだと、他者との関係などもあるから変に発言に気を遣わざるを得ないところもあるけれど、ここは自分自身およびアイランドストリームの発信の場でもあるからむしろ気兼ねせずたくさん書いた方がいいという面が多いから。
なにげない着想にもつながるし。
このブログ、だいぶ長くやっていますけれど、読んでくださっている方には、知らない人だとしてもほんとに親愛の情のようなものを抱いています。ありがとうございます。
というわけで、どうぞよろしくお願いします。
で、写真は、雨上がりの伊勢・滝原神社。
沖縄のウタキそっくりの風情。
雨が上がって木々の枝葉のあいまから太陽光線が差し、その光が地上からわきあがってきた水蒸気に放散されて木々や岩や石ころすらもがベールをまとったように、神秘的な雰囲気を醸し出している。天から光が差すというより、地上から光が天に戻っていくような感じに見える。こういうひとときが伊勢的だなあと思えた。
これまで熊野に比べて伊勢はどうも本質を掴みかねてた感があったけれど、昨年末に紀伊半島シーカヤック一周及び熊野から伊勢まで古道を一筆書きで歩いてみて、なんとなく感じるものがあった。熊野は環太平洋的だけど伊勢は無国籍的いや非ルーツ的というか非地球的というか地上を離れて天を舞うような自然イメージ。まあ何のこっちゃわからんだろけど、この辺の感覚をいずれ何らかの形で表現したい。