どんな小さなことでもいい。いつもと違うもの、いつもは見ていないものを見て帰って頂ければ、と思う。
人には誰にでもそれぞれの生活がある。そこでは嬉しいことや幸せなことも起こるが、寂しいことや辛いこと、苦しいことも起こる。理不尽なことと戦ったり、自分以外の誰かのために頭を悩ませたりすることもある。
千葉詩亭に足を運んでくださる方々は、TREASURE RIVER BOOK CAFEの椅子に座ってマイクを眺めた時にはその時空間を共有されることになるわけだが、当然のことながら、元来はひとりひとり、まったく異なる日常を生きている、独自の人間である。その前に立ち、主宰をし、司会をし、朗読をしても、私はひとりひとりのお客様が生きている日常を読み取る能力は持たない。ただ、ひとりひとりがそれぞれ異なる日常を生きていること、そして、この日この時に、近くから、あるいは遠くからオープンマイクの朗読イベントにやってきてくださったということしかわからない。
そうした皆様が、この日この時、聴いている間、見ている間、読んでいる間、笑っている間、息をひそめている間、お話している間、飲んでいる間、食べている間、それぞれの普段の日常生活のことを忘れ、そこにはない何かをその時空間の中に見出してくださったなら。千葉詩亭がそのような価値のある場所であったなら。そう思う。
千葉詩亭・第二十三回。今回のゲストはどぶねずみ男さん。
とにかくあっという間の30分だった。全てのネタはただひたすらにしょうもないのであるが、笑ったり笑いをこらえたりしているうちに時間が過ぎてしまった。その瞬間はあまりおかしくなかったネタも、2秒後くらいに急におかしくなってきたりするため油断がならない。時計を見ると確かにどぶねずみ男さんは持ち時間を不足も超過せずにきっちり使い切っているのだが、体感としては三分の一の10分くらいしか聴いていなかった気さえする。
オープンマイク参加者は10名。登場順に、
さとうさん
せみえびさん
まきんちょさん
OOMさん
松本暁さん
merry-andrewさん
三角みづ紀さん
菊池奏子さん
工藤ヒロツグさん
長谷川忍さん
という皆様であった。オープニングはイダヅカマコトが、ラストは私が「花火大会の夜」と「一歩先へ進む」を朗読した。
次回、千葉詩亭・第二十四回は10月19日(土)の開催です。
皆様とまたお会いできることを楽しみにしております。
人には誰にでもそれぞれの生活がある。そこでは嬉しいことや幸せなことも起こるが、寂しいことや辛いこと、苦しいことも起こる。理不尽なことと戦ったり、自分以外の誰かのために頭を悩ませたりすることもある。
千葉詩亭に足を運んでくださる方々は、TREASURE RIVER BOOK CAFEの椅子に座ってマイクを眺めた時にはその時空間を共有されることになるわけだが、当然のことながら、元来はひとりひとり、まったく異なる日常を生きている、独自の人間である。その前に立ち、主宰をし、司会をし、朗読をしても、私はひとりひとりのお客様が生きている日常を読み取る能力は持たない。ただ、ひとりひとりがそれぞれ異なる日常を生きていること、そして、この日この時に、近くから、あるいは遠くからオープンマイクの朗読イベントにやってきてくださったということしかわからない。
そうした皆様が、この日この時、聴いている間、見ている間、読んでいる間、笑っている間、息をひそめている間、お話している間、飲んでいる間、食べている間、それぞれの普段の日常生活のことを忘れ、そこにはない何かをその時空間の中に見出してくださったなら。千葉詩亭がそのような価値のある場所であったなら。そう思う。
千葉詩亭・第二十三回。今回のゲストはどぶねずみ男さん。
とにかくあっという間の30分だった。全てのネタはただひたすらにしょうもないのであるが、笑ったり笑いをこらえたりしているうちに時間が過ぎてしまった。その瞬間はあまりおかしくなかったネタも、2秒後くらいに急におかしくなってきたりするため油断がならない。時計を見ると確かにどぶねずみ男さんは持ち時間を不足も超過せずにきっちり使い切っているのだが、体感としては三分の一の10分くらいしか聴いていなかった気さえする。
オープンマイク参加者は10名。登場順に、
さとうさん
せみえびさん
まきんちょさん
OOMさん
松本暁さん
merry-andrewさん
三角みづ紀さん
菊池奏子さん
工藤ヒロツグさん
長谷川忍さん
という皆様であった。オープニングはイダヅカマコトが、ラストは私が「花火大会の夜」と「一歩先へ進む」を朗読した。
次回、千葉詩亭・第二十四回は10月19日(土)の開催です。
皆様とまたお会いできることを楽しみにしております。
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