【 写真：憲法について議論が展開された「憲法タウンミーティングｉｎ滋賀」（大津市におの浜１丁目・ピアザ淡海）】
「憲法記念日」の５月３日、日本青年会議所滋賀ブロック協議会主催の「憲法タウンミーティングｉｎ滋賀」が大津市内で開かれ、改憲派と護憲派の国会議員２人が聴衆約２００人を前にパネル討論で論戦を繰り広げた。
不戦を定めた九条について、自民党の上野賢一郎衆院議員＝滋賀１区＝が「日本を守るために何が必要かを考えないといけない。『解釈改憲』ばかりでは法への信頼が損なわれる」と述べ、改正を主張した。
一方、共産党の山下芳生参院議員（比例代表）は「九条の二項がなくなると海外での武力行使に歯止めがかからなくなる。２１世紀の世界は変化しており、ますます九条は輝いている」と語った。
また上野氏は環境権など新たな権利を憲法に盛り込むべきとしたが、山下氏は現行憲法で対応できるとの考えを示した。
（５月３日付け京都新聞・電子版:４日付け毎日・電子版も報道）
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009050300133&genre=A2&area=S00
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090504ddlk25040289000c.html