田舎者ですが(^◇^)

会津の四季やローカルな話題、日常の出来事などを不定期ながら少しずつ綴っていきます。

月待ちの灯り

2017-06-08 00:58:18 | まつり・イベント

日曜日(4日)の夜は磐梯町の「史跡慧日寺跡(しせきえにちじあと)」で行われたあるイベントを観に行って来ました。
慧日寺は今からおよそ1200年前の平安時代初期に高僧徳一(とくいつ)によって開創された寺院です。
2008年4月に「金堂」が、そしてその年の末に「中門」がそれぞれ復元されています。
復元工事には発掘調査や文献を基にして3年の歳月が費やされました。
ただ、金堂は寺ではなく博物館として登録されているため、内部には仏像などはありません。
史跡慧日寺跡で7:00から行われたイベントのタイトルは「月待ちの灯り」です。
このイベントは2015年の「福島デスティネーションキャンペーン」期間中に催されたのが始まりです。
金堂と中門がライトアップされ、その周囲に並べられた1000個の灯篭に明かりが灯されます。
手作りの灯篭はひとつひとつデザインが異なっています。
宵闇の中で光に照らし出され浮かび上がる光景は言葉では表現できないほど幻想的です。
このイベントを観るのは昨年に続き二度目なんですが、昨年以上に感動し心が癒されました。
6月とは思えないほどとても肌寒い夜でしたが、その寒さもしばし忘れてしまうほどでした。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする