田舎者ですが(^◇^)

会津の四季やローカルな話題、日常の出来事などを不定期ながら少しずつ綴っていきます。

桃の節句とひな祭り

2016-03-02 22:47:10 | 季節

明日3月3日は、五節句の一つである「上巳(じょうし)」です。
上巳とはすなわち「桃の節句」の事です。
ちなみに、五節句とは「上巳」・「人日(1月7日)」・「端午(5月5日)」・「七夕(7月7日)」・「重陽(9月9日)」です。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、上巳は上旬の巳の日という意味で3月上旬の巳の日だったのですが、後に3月3日になったそうです。
そして、旧暦の3月3日は丁度桃の花が咲く季節であったところから「桃の節句」と呼ばれるようになったらしいです。
桃の節句に欠かせない恒例行事と言えば女の子の祭典「ひな祭り」ですよね\(^▽^)/
ひな祭りの起源についても前述のフリー百科事典などで調べてみました。
古来中国においては、「上巳」の日に川で身を清めて不浄を祓(はら)う習慣がありました。
これが平安時代の日本に伝わった結果、後になって人の形を紙で作った「形代(かたしろ)」に穢(けが)れを移してから川や海へ流して災厄を祓う祭礼になったのです。
この風習は現在でも「流しびな」として残っています。
やがて京の貴族階級の子女達の間で、天皇の御所を模した御殿や飾りつけで遊ぶ「ひなあそび」が始まり、それが武家社会にも広まって行きました。
江戸時代になると庶民の人形遊びと節句が結びついて行事としてのひな祭りに発展して行ったのだそうです。
以来桃の節句のひな祭りは、女の子の厄除けと健康祈願のお祝いとして庶民の間にも定着しています。
そういう意味では、特に初節句のひな祭りのお祝いは単なるお祭りではなく、お七夜やお宮参りと同じく女の赤ちゃんのすこやかな成長を願う行事なんですよ。
ですから、気持ちの問題だからなどの理由でお祝いを省略したりしないで初節句にはおひな様をちゃんと飾ってきちんとお祝いをしなければいけないですよね。
おひな様は、赤ちゃんに降りかかる災厄を、代わりに引き受けてくれる災厄除けの守り神のようなものですからね。
何でこんな事を言うのかと申しますと、実は・・・何を隠そうこの僕はその昔家具店に勤務していた頃、初節句を迎える女の赤ちゃんがいらっしゃるご家庭をひな人形のカタログを携えながら一軒一軒飛込み訪問セールスをさせていただいた経験があるんですよ。
販売したひな人形の配送時は、商品に異常が無い事を確認する為もあるので必ずその場で飾ってこなければなりません。
そのために女性の先輩から飾り付けの猛特訓を受けており、当時は七段飾りのおひな様も1時間ほどあれば説明書なしでも一人で完璧に飾りつけることができるようになりました。
あれから何十年も経ってますが、多分今でも昔取った杵柄(きねづか)というやつで飾りつけはできると思います。
ひな人形の飾り方が分からなくてお困りの方がいらっしゃいましたら是非お声を掛けて下さいませ~!!
出張で飾りつけもいたしますよ~・・・あ、でも今年はもう明日が3月3日だから無理っぽいかも~
灯りをつけましょぼんぼりに~(^○^)~ちゃららっちゃ♪

コメント (4)
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